高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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関西で海苔と言えば「味付け海苔」です。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

みなさん「海苔」はお好きでしょうか?

 

僕は大好きですよ!

 

味付け海苔をおやつにしています・・・(笑)

 

そんな僕の家は昔、海苔の漁師をしていたそうです。

 

海苔は、産地にもよりますが、養殖したものが収穫されるのは、海水温が下がる11月下旬から4月初旬までで、このうちもっとも品質の良いのは11月終わりの「初摘み」から1月ぐらいまでとされています。

 

ところで、関西で「海苔」と言えば「味付け海苔」のことです。

 

関西出身のスタッフ「K」もそう言っていました。

 

「味付け海苔」とは、干した海苔にお醤油や唐辛子などで味をつけたものです。

 

味付け海苔が作られたのは、1869年(明治2年)のことになります。

 

東京・日本橋にある海苔の老舗「山本海苔店」の二代目・山本徳治郎氏がお醤油やみりんで味付けした海苔を開発しました。

 

これが現在の味付け海苔の原点にあたるものとなっています。

 

当時は刷毛で1枚ずつ味付けしていたので、生産量が限られていたため、値段も高かったそうです。

 

その味付け海苔の大量生産に乗り出したのが、大阪の「ニコニコのり」なんです。

 

1931年(昭和6年)に味付け海苔の機械を開発し、大量生産が可能になりました。

 

これによって大阪や関西では、味付け海苔がポピュラーになったそうです。

 

これが、どうやら関西で海苔と言えば「味付け海苔」となった理由のようです。

 

僕が小学生の頃は、大きな瓶にたくさんの味付け海苔が入ったものが食卓にありました。

 

みなさん覚えてますか?

 

今は日間賀島の「島のり」がお気に入りです!

 

 

 

 

 

 

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