みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お子様からお年寄りまで、今では日本の食卓には欠かせない調味料の1つに
「ケチャップ」
があります。
「ケチャップ」と言えば、ほとんどの方が「トマトケチャップ」を思い浮かべますね。
というか「トマトケチャップ」しか売っていないですよね!
しかしケチャップにはたくさんの種類があるんです。
トマトの他にも色々とあるんですよ。
例えば「マンゴーケチャップ」があります。
タイでは定番のソースが「マンゴーケチャップ」です。
マンゴーの他に、ニンニク、ショウガ、コリアンダー、チリソースなどが使われています。
マンゴーチャツネはそれに近いかもしれません。
他にも、フィリピンでは「バナナケチャップ」や「パイナップルケチャップ」、イギリスでは「マッシュルームケチャップ」や「くるみケチャップ」などがあるんですよ!
そして日本にも、実は色々なケチャップがあるんです。
みかんが有名な和歌山県有田市では「みかんケチャップ」があるんです。
「みかん」と「お酢」で作られていて、トマトケチャップよりマイルドな味わいなんだそうです。
他にも滋賀県彦根市では「梨ケチャップ」、山梨県では「巨峰ケチャップ」があります。
そもそもケチャップとは、
「野菜、果実、きのこ、または魚介類などを原料にした調味料」
とあります。
「ケチャップ」が「トマトケチャップ」を差すのは日本だけなんです。
そもそも「ケチャップ」とは、中国から東南アジアのあたりの、魚介類の塩漬けを発酵させた液体調味料(魚醤)の呼び名が語源と考えられています。
ここから先は長くなりそうなので、次回に・・・
トマトケチャップって手作りすると美味しいんですよね。
トマトや香味野菜、スパイス、お酢、などで作ります。
ちなみに現在使っているケチャップは、地元名古屋の「コーミトマトケチャップ」です。
ウスターソースと共に小さい頃から馴染みのある味だからですかねえ・・・
「ケチャップ」はいろいろあるので、写真のようにわざわざ「トマト」と入れてあるんですよね。