みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさん、「ハボタン」はご存知だと思います。
実は僕、最近まで「ハボタン」は観賞用のキャベツだと思ってました・・・(笑)
何だかキャベツっぽくないですか?
母親がお店の入り口に飾ってくれていたのを見て
「あれって観賞用のキャベツ?」
とスッタフ「K」に聞くと
「違うよ!ハボタンだよ!」
と言われて知りました。
昔から
「何でみんなキャベツをプランターなんかに植えてるんだろ・・・」
みたいに思っていました。
でもこれはあながち間違ってはいないようですね!(笑)
「ハボタン」はキャベツの仲間である非結球性ケールから改良されたもので、寒くなると色づく葉を冬から春にかけて鑑賞する植物なんです。
日本には江戸時代に食用として伝えられましたが、その後は観賞用として改良されました。
「ハボタン」は日本を中心に品種改良が進み、江戸時代から東京で改良されてきた丸葉系をはじめ、その後名古屋では縮緬(ちりめん)系、大阪では大阪丸葉系、切れ葉系、葉に光沢のあるものなど、世界屈指の多様な系統があるんだそうです。
冬枯れの庭に彩りを添えてくれる数少ない貴重な植物でもあります。
最近では小型化が進み、小さく仕立てられたものが主流になってきたんだそうです。
僕みたいに「キャベツ」だと思っていた人はいないのかなあ・・・(笑)
真ん中に溜まった水が宝石のようにキラキラして綺麗でした。