高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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2月12日は「初午(はつうま)」

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

今年の「初午(はつうま)」は2月12日です。

 

みなさんは「初午(はつうま)」って聞いたことありますか?

 

「初午って何?」

 

あまり聞き慣れない言葉ですよね。

 

「初午」とは、2月の第一午の日に行われる稲荷神社のお祭りです。

 

時期的に「節分」の陰に隠れてしまって、あまり知られていないような気もします。

 

この「初午」に縁起が良いものとして食べられるのが「いなり寿司」です。

 

そもそも「初午」とは?

 

2月初めの午の日で、穀物の神様が稲荷山(伊奈利山)に降臨したのが和銅4年(711年)の初午であったことから、「お稲荷さん」の名で知られている稲荷神社の祭日して親しまれるようになりました。

 

稲荷神社の本社は、稲荷山の麓にある京都・伏見稲荷大社です。

 

「稲荷」という言葉は「稲生り」に由来します。

 

農村では「稲荷神」を祀っていました。

 

この風習と、稲荷神の使いとされるキツネは家を守るという考えが結びつき、稲荷信仰が広がりました。

 

今でも、全国の稲荷神社で豊作、商売繁盛、家内安全などを祈願する初午祭りが行われています。

 

稲荷神社といえばキツネの像が建っていますね。

 

これは、キツネが稲荷神の使いとされていたからです。

 

古来、「田の神」は稲刈りが終わると山にのぼって「山の神」になり、春になると山からおりて「田の神」になると考えらていました。

 

キツネは春が来ると山からおりて田んぼのネズミを食べ、秋になると山へ帰ることから、稲荷神の使いであると考えられていました。

 

このことから、稲荷神社にはキツネの像が建っていて、口に米蔵の鍵や鎌などをくわえています。

 

稲荷神社のキツネには、「油揚げ」や「いなり寿司」がお供えされていますね。

 

これは、キツネの好物はネズミとされていますが、殺生はタブーとされていたため、大豆でできた油揚げを供えるようになったそうです。

 

やがて、油揚げに稲荷神のおかげでもたらされた米(酢飯)を詰めるようになり、「稲荷寿司」「お稲荷さん」と呼ばれて親しまれるようになりました。

 

愛知県内では「豊川稲荷」が有名ですね。

 

ですが、正式名は「妙厳寺」という曹洞宗の寺院なんです。

 

一般的な「稲荷」と呼ばれている「キツネを祀った神社」とは違い、祀っているのは「鎮守・豊川だ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)」です。

 

豊川だ枳尼眞天が稲穂を荷ない、白いキツネにまたがっていることから、「豊川稲荷」の通称が広まっていったようです。

 

「恵方巻き」のあとは「いなり寿司」が定着するかもしれませんね。

 

 

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