みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「マンサク」という植物を知ってますか?
黄色や赤色の花がよく知られていますが、その他にも色々な色の花があります。
その花の形が変わっています、
細長いひも状の縮れた花です。
「作り物?」「紙でできてるの?」
そんな風にも見える花です。
このひも状の花の様子が、踊り子の手足のように見えることから人気で、古くから花木として庭に植えられることも多いです。
まだ丈は低く、花も咲かないくらいのものですが、サリューにも「マンサク」が植えてあります。
この「マンサク」は冬の名残のある野山などで、木々の芽吹きも始まらない季節に花を咲かせ、いち早く春の訪れを告げる花木です。
「花がよく咲けば豊作」
「花が少なければ不作」
など、稲の作柄を占う植物として古くから人と深いつながりを持っているんです。
そこから「満作」という名前が付いたともいわれていますし、開花日が早いことから、「まず咲く」「真っ先」が変化したともいわれています。
他にも、ひも状(リボン状)の花を咲かせる植物がありますよ。
「コウヤボウキ」「ヒトツバタコ」「シデコブシ」
などです。
また秋田の酒造メーカーが「まんさくの花」という日本酒を販売しています。
その他飲食店でも「まんさく」という名前のお店はたくさんあります。
それくらい馴染みのある花なんですね。
お店に生けてある「まんさく」です。
近くで見ると、ちょっとイソギンチャクのようでもあり、本当に変わった花ですよね。