みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
クリスマスにチョコレートを使ってスイーツを作る方もいると思います。
チョコレートの原料は「カカオ豆」です。
チョコレートの作り方は、まずカカオ豆を砕いて皮などを取り除くと、カカオニブというものが出来上がります。
カカオニブを炒って風味を引き出し、その後、すりつぶしてドロドロの状態にしたものがカカオマスです。
このカカオマスにミルク、砂糖、ココアバターなどを混ぜ合わせます。
これを練り上げてから調温し、型に充填します。
そして冷やして固めたものがチョコレートとなります。
チョコレートの種類でよく聞くのが、「ビター」「スイート」「ブラック」などですが、チョコレートの種類は基本的には3種類です。
・ビターチョコレート
・ミルクチョコレート
・ホワイトチョコレート
です。
ビターチョコレートの主な原材料は「カカオマス」「ココアバター」「砂糖」です。
ミルクチョコレートの主な原料は、「カカオマス」「ココアバター」「砂糖」「ミルクなどの乳製品」です。
ビターチョコレートに乳成分が入ったものと考えればわかりやすいです。
ホワイトチョコレートの主な原材料は、「ココアバター」「砂糖」「ミルクなどの乳製品」です。
カカオマスが入っていないので、カカオの風味はありません。
スイートチョコレートは原材料に中に乳製品が含まれていないので、実はビターチョコレートと同じ仲間です。
以下は呼び名が違いますが、すべて同じ分類となります。
・ビターチョコレート
・スイートチョコレート
・ブラックチョコレート
・ダークチョコレート
・プレーンチョコレート
スイートチョコレートはカカオマスが50%程度、ビターチョコレートやブラックチョコレートは60%程度としていることが多いようです。
カカオマスの割合が減ると、ココアバターや砂糖の割合が増え、甘味が増します。
甘味が強いものをスイート、苦味が強いものをビター、ブラック、ダークなどと呼び、使い分けているようですね。
最近では、「ハイカカオ」と呼ばれるカカオマスが70%以上などの、カカオ成分が高いチョコレートが人気ですね。
僕もたまに買いますよ。
70%〜80%くらいがいいかな。
90%になると苦味が強くて美味しいんですが、やはりもう少し甘味も欲しいなあ、と思ってしまいます・・・