みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
僕の中で冬になると欠かせないものが「柚子コショウ」です。
うどん、そば、鍋物、汁物など、冬の時期によく食べる温かい汁ものに入れると、その香りと辛味が大好きな調味料です。
柚子コショウは「柚子皮」と「唐辛子」を塩で混ぜ合わせた柑橘系の香辛料です。
もともとは九州で古くから食べられてきました。
「柚子」という黄色のイメージですが、柚子コショウは緑色をしています。
これは「青柚子」と呼ばれる柚子から作られているからなんです。
色が緑色というのは、品種が違うのではなく収穫時期の違いになります。
また、「コショウ」というと「ペッパー」のことを連想しますが、九州では唐辛子のことを「コショウ」と呼ぶことから、「柚子コショウ」という名前になったそうです。
発祥は大分県の日田エリアといわれています。
日田エリアは柚子の産地になります。
柚子コショウは種類も色々あるので、是非お好みのものを見つけて下さい。