みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
コロナ禍以降、結婚式やお葬式などの規模が小さくなり、身内で済ませてしまうことが主流になりつつあります。
結婚式の裏方は長い間従事していたものの、式には久しく出席していませんね。
そんな結婚式に参列してしてくれた方にお礼の気持ちを込めて配るものとして、「引き菓子」は定番ですね。
それでは引き出物に「引き菓子」を付ける意味は何かあるのか?
引き出物は「記念品」「引き菓子」「縁起物」をセットにしていることが多く、「引き菓子」は引き出物の1つになります。
かつては、披露宴で出された料理の一部を手土産として家庭に持ち帰る風習がありました。
これは、ゲストの家庭にもお祝いの気持ちをお裾分けする意味合いがあり、現在は引き菓子が料理のお裾分けの代わりとして重宝されています。
この「引き菓子」と呼ぶようになったのには理由があります。
由来は平安時代に遡るほど歴史は古いんです。
平安時代、祝いごとの場に出席された客人へのお土産に馬を引き出し、持って帰ってもらう風習がありました。
そこから、「引く」という言葉が「贈る」「配る」という意味をもつようになったといわれています。
この風習が由来となり、結婚式や祝いごとのゲストとして列席された方への手土産を「引き出物」や「引き菓子」と呼ぶようになったそうです。
また「引く」は「長引く」という言葉が連想されることより、末永いご縁を願う縁起の意味合いも込められています。