みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
備蓄米の放出!
しかしながら、その姿を見たことはありません・・・
しかも、全くお米の値段は安くなっていません・・・
それどころか高くなっています・・・
一年前のおよそ2倍!
高級品です!!(汗)
とはいえ、急にご飯の量を減らすのも難しいですね・・・
そんな中、注目されているのが「もち麦」です。
「玄米」「麦米」「五穀米」「雑穀米」などなど・・・
健康志向で、色々なお米以外のものを混ぜたものは以前から人気です。
そして最近人気なのが「もち麦」を使ったご飯です。
健康志向が高まる中、食物繊維が豊富なもち麦が人気になっていることもありますが、このご時世であることから、やはり米不足を受けてさらに人気が高まっているようです。
お米より割安であり、更にお米と一緒に炊くと「かさ増し」され、またもっちりとした食感もプラスされることから人気となっているようです。
「もち麦」とは、「アミロース」(お米の中のデンプン質で、多いとご飯が硬くパサパサします)含有量が著しく少ないなどの特徴をもつ、もち性大麦のことです。
うるち米に比べて食物繊維を多く含み、中でも「ベータグルカン」と呼ばれる水溶性の食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにするなどの効果が期待されています。
最近ではコンビニ各社でも「もち麦」を使った商品が増え、その中でもやはり「もち麦入りのおにぎり」を定番化しており、人気が高くなっています。
なんとなく、
「体に良さそう」「カロリーが低そう」「モチモチしておいしそう」
というイメージから手に取ってしまいますよね!
というか、現に美味しいんですが・・・
また、冷凍食品においても「もち麦」の利用が進んでいます。
もち麦は保水性が高いことから加工にも向いており、評価も高いです。
ただ、現状は輸入品の割合が高いこともあり、国産の割合を増やすことが課題になっています。
もち麦の炊き方は、お米と水はいつも通り、その中にもち麦ともち麦の重さの2倍の水を入れて炊きます。
例えば、茶碗6〜7杯分であれば、お米2合とそれに対する水、その中にもち麦100gと水200mlを入れて混ぜてから炊きます。(もち麦は洗わなくても大丈夫です)
みなさんもどうぞお試しください。