高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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サリューの食器 1

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

朝晩はすっかり涼しくなりましたね。

 

ちょっと気を抜くと風邪を引いてしまいそうなので気をつけたいです。

 

高浜春日大社の「おまんと祭り」は天気も良く、暑いくらいでしたね。

 

近くなんですが、見に行けなくて残念でした。

 

今度の土日は吉浜地区でお祭りがありますが、また強い台風が発生したようで、進路と天気が気になります。

 

 

さて題名にもあるように今日はお店で使われている食器についてお話ししようと思います。

 

お店で使われている食器やカトラリーは、お店のコンセプトや雰囲気、店主の趣味など、それぞれのお店で特徴があるので、お店に行く楽しみの一つでもあります。

 

職業柄、食べにいくとお店の色々なところに目がいってしまい、キョロキョロしている怪しい人になっています。

 

高級フレンチに行ったときは、ナイフ、フォークやお皿の裏を見たりして、「すごい!クリストフルだ!ウェッジウッドだ!ジノリだ!」なんて興奮していました。

 

また、おしゃれなカフェに行くと、「センスいいなあ!こんな食器あるんだ!かわいいなあ!」などと、店主のセンスに感心したりしていました。

 

そして我がサリューはと言いますと、食器に関しては、メインとデザートで使用しているお皿は「ノリタケ」を使っています。

 

そうですあの「ノリタケ』なんです。

 

ノリタケもピンキリですが、やはり「腐っても鯛」、「腐ってもノリタケ」です。

 

大変高価な食器です。

 

日本を代表する陶磁器メーカーのひとつです。

 

ホテル時代は、今思えばすごいことと言うか当たり前のことですけど、レストランや宴会の食器はすべて金の縁取りでホテル名の入ったノリタケの食器でした。

 

そして、コーヒーショップなどはコーヒーカップやケーキ皿等に、「ヘレンド」「マイセン」『ロイヤルコペンハーゲン」「ウェッジウッド」「リチャードジノリ」「レイノー」「ロイヤルクラウンダービー」「エインズレイ」「フッチェンロイター」「ノリタケ」「大倉」などなど一流メーカーがずらりと並んでいました。

 

あっ!すいません、つい興奮して話が脱線してしまいました。

 

なので、いつも目にしていた「ノリタケ」はすごく馴染みがありました。

 

開業する際、食器はどんなものにするか。すごく迷うところでもありますが、選ぶのが楽しい作業でもありました。

 

「ノリタケ」に憧れてはいましたが、さて自分のお店で使うとなると話は別。

 

まずは予算!それから店の雰囲気に合うか、料理の値段がとお皿見合ってるかなど色々と考えたりしました。

 

「こんな皿はどうだろう?」「いいけど高いなあ。」「白がいいか、柄付きがいいか?」「やっぱりノリタケはいいなあ。」

 

色々迷いました。

 

優柔不断、なかなか決められない自分にズバリ、スタッフ「K」からの一言で決まりました。

 

「使ってて後から、やっぱりノリタケの方が良かったとかどうせ言うんだから、使ってて自分が気持ちいいのでいいんじゃない。」

 

予算はオバーしましたが、自分で作る店なんだから自分が気持ちよく働ける環境作りは大切で、ノリタケの食器にしたことは良かったと思っていますし、使えていることに感謝しています。

 

そして、お皿に負けないものをお出ししていかないと、とこれらのお皿を見るたびに開業時に迷っていたことを思い出します。

 

また新しいお皿が欲しいですが、もう少し先になるかな。

 

お皿に負けないようにしなきゃ!

 

 

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