高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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仕事始めのアクシデント!

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

今日は今年初めての営業日でした。

 

みなさんの言うところの「仕事始め」ですね。

 

「さあ、今年も頑張るぞ!仕事始めだ。気合いを入れていこう!」

 

という気持ちで今年も始まりました。

 

と言った方が、それらしい感じがしますが、実際自分の気持ちはそうでもありませんでした。

 

年末年始もほとんどお店にいましたし、掃除や仕込み、その他雑用等をしていたので、なんとなくその続き、いつも通りに始まった感じです。

 

もちろん「新年」ということは頭にありましたし、気持ちは引き締まるところはありましたけど、なんとなくフラットな気持ちで始めることが出来ました。

 

お昼には予約があったので、それにあわせて準備をしていました。

 

いつものランチとは違って、オードブルのついたコース仕立てをご予約いただいていました。

 

他のお客様と重なってしまうと、提供に時間がかかってしまうので、緊張しながらも間に合うようにスタッフ「K」とオードブルの盛り込みをして準備をしていました。

 

お客様がお見えになって、オードブル、ポタージュ、メインと順調に進んでいきました。

 

ところが、メインの料理の盛りつけの準備の段階でした。

 

保温用の鉄板の上には鍋がたくさん乗っていました。

 

ちょっと危ないかなあ・・・と気になってはいました。

 

さあ!盛りつけ始めるぞ!と棚の上に保温してあるお皿を取ろうとした時でした!

 

「あ!引っかかった!」と思った瞬間でした。

 

「ガチャガチャン!」

 

ソースの入った鍋が、コックコートに引っかかり傾いて落ちそうになってしまいました。

 

鍋が落ちなかったとはいえ、ソースがほぼ全部ガス台のオーブンの前面や床に流れ落ちていきました。

 

スボンやコックコートにも・・・

 

「・・・・・・」

 

「あ・・・・・」

 

「新年早々やっちまった!」

 

「ああ〜!」

 

思わず顔をしかめて、慌ててしまいました。

 

「大丈夫?」

 

スタッフ「K」が声を掛けてくれました。

 

「1年分の失敗をやっちまったよ!」

 

とすぐに気持ちを取り直し、軽く掃除をして、すぐに盛りつけと、ソースの作り直しを始めました。

 

まだ少し気は動転していましたが、すぐに気持ちを入れ替えて動くことで、だんだん気持ちは落ち着いてきました。

 

その後ソースの流れ落ちたガス台を気にしつつランチの時間が過ぎてゆき、ひと段落してからキレイに掃除をしました。

 

新年早々、初日にやってしまいました。

 

でもなんだか、「これは今年を試されたのか?」みたいな感じがしたので、自分に「落ち着け!」と言い聞かせていました。

 

アクシデントは調理においてに日常茶飯事。

 

それを平常心で乗り切ることはなかなか難しいですが、そうできるように日々鍛錬?していきたいです。

 

「あ〜今日はびっくりしたなあ!」

 

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