みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
寒い時には「ホワイトシチュー」や「グラタン」など、ホワイトソースを使った料理が似合いますね。
サリューでも、寒い時はグラタンが人気です。
寒くなると「牡蠣のグラタン」を「本日のフレンチ」の1つとして選んでもらっています。
みなさん「ホワイトソース」は手作りしますか?
今は、「ホワイトソースの素」みたいなものが売っていますから簡単に出来ますね。
でも、作ってみるとそんなに難しくないですよ。
フライパンにバター(マーガリンや油でも出来ますが、バターの方が香りとコクがあり、よりおいしいです。)をいれ、溶けたら火を止めて小麦粉を入れます。
暖かい牛乳を少しずつ入れて混ぜながらのばしていきます。
お店ではその量も多いので、大きい鍋で「ルー」を作っていきます。
1つの鍋でバターと小麦粉でルーを作り、もう1つで牛乳を温めて、混ぜていきます。
そして、しばらくの間煮込んでいきます。
小麦粉臭さと、粉っけを無くすためです。
注意することは「焦がさないこと」。
弱火で火を通し、たまに混ぜます。
オーブンがあれば、オーブンで火を通してもいいです。
が、少しでも焦げると、全部が焦げ臭くなってしまいます。
もっと簡単な方法があります。
具を炒め、火を止め小麦粉をふり、そこに牛乳を入れて弱火で混ぜていきます。
フライパン1つで出来ます。
グラタンならそのまま。
ホワイトシチューなら牛乳や生クリームを入れてのばしていきます。
「ホワイトソース」と一般的に言いますが、フレンチでは「ベシャメルソース」と言います。
なので、僕は「ベシャメルソース」といった方がしっくりきます。
「ベシャ」で通じます。
ちなみに「ホワイトシチュー」は「ブランケット」と言います。
「毛布」じゃないですよ!
「シチュー」というと「赤ワイン煮込み」を指してしまいます。
ややこしい!
それはいいとして、みなさんも「ホワイトソース」作ってみませんか。