みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
夏野菜の代表の1つ「ナス」。
美味しいですよね。
焼きナス、揚げだし、煮浸し、天ぷら、炒め物、漬け物・・・
何でも合います。
そんなナスも、長い梅雨で生育不良により高値になっているようです。
今の時期が安くて美味しいので、値段を気にせずたくさん食べたいですよね。
ナスは油と相性が良いので、よく炒め物や揚げ物にしたりします。
でも、夏はさっぱりと焼きナスや浅漬けもいいですね。
ナスの紫色の色素は何という名前か知っていますか?
その名もズバリ「ナスニン」です。
ナスは、動脈硬化、発ガンの抑制、老化の防止、高血圧などに効果があると言われています。
「え!老化防止!」
とナスばかり食べていても、たぶん老化防止にはならないと思いますが・・・
その時期の旬のものを食べていれば、いいんじゃないのかなと思います。
要は色々なものを食べていれば色々な栄養を摂取できるから、それでいいんですけどね。
テレビなんかで取り上げられると、次の日にはスーパーから消えているという現象がよく起っていますね。
ナスの選び方は、ヘタかしっかりしていて、トゲがしっかりしているもの。
夏野菜は「トゲ」のあるものが多いです。
ナスをはじめ、キュウリ、オクラ、トマト・・・
収穫時や採れたて野菜の取り扱いには注意しなければいけません。
うちで取れたキュウリを無造作に手にとって、
「イテ!」
なんてことがありました。
そういえばキュウリのも「トゲ」あったなあと思い出しました。
スーパーのキュウリでは、なかなか経験できません。
話しがそれました・・・
ナスは水分が多い野菜なので、張りと弾力があり、ずっしりと重く、首まで太く、色が濃くてツヤのあるものを選んでくださいね。
ナスの原産地は・・・インドです。
日本には中国から伝わり、奈良時代には栽培されていたようですよ。
奈良時代?
そうです、みなさんご存知、西暦710年、平城京に都が置かれた時代です。
平安京に遷都する、西暦794年までの時代です。
ん〜歴史で習った。
あの有名な「奈良の大仏」が建立された時代ですよ。
そんな古くから日本人に愛されているんです。
ちなみにナスの語源は、夏に採れる野菜「夏の実(なつのみ)」→「ナスビ」→「ナス」となったようです。
あ〜ナス食べたくなってきた!
ついでに横道にそれた「キュウリ」の話し。
写真で「トゲ」が見えますよ。(上の茎とキュウリ自体にも)
痛いですよ!