みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
午前中、モーニングに来店されたお客様が玄関先で何やらゴソゴソ・・・
お店に入ってきて、
「表に小鳥がいるんですけど・・・」と。
スタッフ「K」が見に行きました。
みんなでざわざわ・・・
僕も見に行くと、こんな小鳥が動かずに地面にじっとしていました。
「どこかケガでもしてるんじゃないの?」
とりあえず段ボールに入れて保護しました。
裏手に置いて、カラスなんかに狙われるといけないので、蓋をしておきました。
それでも動かず「じっと」していました。
心配で仕事どころじゃありませんんでした。
2人でそわそわ・・・
「何の鳥だろう?」
「緑がかってるような色だからウグイスなんじゃないの?」
「たぶん野鳥だから、どこかに連絡して引き取ってもらうか何かしなきゃ・・・」
調べてみると、やはり「ウグイス」でした。
「まだ小さそうだから体力もないかもしれないので、早く何とかしないと・・・」
「手があいたら連絡してみよう。」
そんなことを話していました。
ウグイスは1980年、乱獲に歯止めをかけるべく、環境省の鳥獣保護、および狩猟の適正化に関する法律によって、捕獲や飼育は法律で全面的に禁止となりました。
ウグイスは昔から人気のある鳥なので、調べれば色々な事柄が出てきますので、ここでは控えます。
しばらくして、裏手に置いておいた段ボール箱を2人で覗き込むと、まだそのウグイスは動かず固まったように動きません。
「大丈夫かなあ・・・」
と言ってながめていると、次の瞬間、
「バタバタバタ!」
と羽を広げて動いたかと思うと、そのまま飛び去っていきました。
「わ!」
2人でビックリしていましたが、もうそのウグイスは見えなくなってしまいました。
「何であんなところにいたんだろう・・・」
「ケガはしてなかったのかなあ?」
と、そんなことを思いながらも、ちゃんと飛べたことには2人共安心しました。
「とりあえずよかった!」
あんなに近くで「ウグイス」を見たのは初めてです。
良かったのですが、何だか不思議な「ウグイス」との出会いでした。