みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
Go To キャンペーンが始まり、ようやく人でも少しずつ戻り始めたところに、新型コロナウイルス感染拡大の第3波がやってきました。
とは言うものの、そうなることはわかっていたことです。
「Go To Travel」「Go To Eat」などを実施して、人の動きが出てくれば、自ずと感染が拡大するのは予想できます。
ヨーロッパではバカンスで大勢の人が移動した後に感染が拡大。
現在は都市によっては、「ロックダウン」が発令され、街へ出ることも規制されたりしています。
アメリカでは、一日当たりの感染者数が19万人を超えています!
死亡者数の総計が25万に以上に達しています。
飲食店、観光業、旅行業などのサービス業はまともに影響を受けます。
またその支援策として施行された「Go To キャンペーン」です。
非常に嬉しいことですが、やはり「詰め」が甘かったと言いましょうか。
「付け焼き刃」と言っては申し訳ないでしょうが・・・
経済を回していかないといけないというのは充分承知しています。
そうでないと僕たちも困りますから。
では本当に僕たちのことを真剣に考えてくれていたのか?というと、それは疑問です。
想定できた第3波だと思います。
それならば、例えば
「感染者数が何人を超えたらキャンペーンを見直しましょう」
「東京で感染者数最多の何%超えたら中止しましょう」
「もし何らかのクラスターが発生したなら、やり方の見直しをしましょう」
などなど、ケース1の場合はこう、ケース2の場合はこう・・・
みたいに色々なことを、予め想定して考えておくべきだったのではないでしょうか。
「たられば」じゃないですが、
「感染者数が増えた」→「じゃあ見直しましょう」「自粛してもらいましょう」
「やっぱり大人数での会食は良くなかった」→「少人数で短い時間でしてもらいましょう」
みたいに、ことが起ってから「こうしましょう」みたいに考えているような気がします。
迅速な対応ということで、何事もなるべく早く施行されるのはいいのですが、もう少し先のことまで想定して考えて欲しいと思います。
一番影響が顕著になる僕たちのようなサービス業は、本当に言われるがままに、振り回されているような気がします。
もちろんそういった対策を考えられている人達も大変だと思います。
今このように、小さな飲食業の店主がブログ上で「ああだ、こうだ」言ってどうなるわけでもありません。
こんなふうに「文句」を言ってるんなら、
「自分で何か対策を考えてみろ!」
と言われそうですが・・・
もうすでに御予約のキャンセルも出できています。
飲食店の皆さんは、
「またか・・・」
と思っていることと思います。
みんなで協力して乗り切っていかなければなりません。
そして、僕自身も今できることをやっていきたいと思います。