高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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てんとう虫、み〜つけた!

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

畑で野菜を見ていたら、何か動く虫を発見!

 

よく見てみると、「てんとう虫」でした。

 

「久しぶりに見たな〜」

 

「ナナホシテントウ」です。

 

小さくて、模様がかわいいですよね。

 

じっとしていること無く、ずっと動いていたので見ていても飽きませんでした。

 

写真を撮るのは苦労しましたが・・・

 

ちなみに「チンゲンサイ」にいましたよ。

 

ナナホシテントウはアブラムシを食べてくれる益虫です。

 

この時期に見るのは珍しい気もしますが、温かいからでしょうか?

 

そこで、少し「てんとう虫」について調べてみました。

 

てんとう虫は、「幸運・幸せ」のお告げという、言い伝えやジンクスが数多く存在するそうです。

 

例えば、

 

「てんとう虫が手に止まると結婚が早くなる」

 

「てんとう虫が体に止まると幸せになれる」

 

「病気の時にてんとう虫が止まると、病を持っていってくれる」

 

などなど・・・

 

このような縁喜の良さから、てんとう虫モチーフのものを身につけることは幸せを呼び寄せるとされています。

 

日本では180種類ほどが確認されており、世界では約6000種とも言われるほど種類が多いようです。

 

ところで「てんとうむし」の漢字をご存知ですか?

 

「天道虫」

 

と書くんですよ。

 

僕も初めて知りました。

 

由来は、太陽神から来ています。

 

太陽のことを「お天道さま」って言いますよね。

 

なぜ太陽かと言うと、てんとう虫は高いところに登っていって、てっぺんまで登ると飛び立つ習性があるので、その姿が太陽に向かって飛んでいくように見えるからなんだそうです。

 

また、てんとう虫は「完全変態」の昆虫です。

 

「完全変態?」

 

めっちゃ変な人ということではありません・・・

 

形態が変化するということです。(わかってますよね・・・)

 

変態様式には「完全変態」と「不完全変態」とがあります。

 

幼虫の時期は成虫とは似ても似つかない姿をしており、さなぎの時期を経て、みなさんが知っているような「てんとう虫」の姿へと変貌します。

 

同じように完全変態する昆虫には、僕が知っているのは「カブトムシ」「セミ」「トンボ」「チョウ」「ハチ」などですね。

 

僕はこの「完全変態」というと、昔テレビでやっていた「イナズマン」というヒーローものを思い出します。

 

子供ながら、そのコンセプトには「インパクト大」で、印象に残っています。

 

その名の通り「イナズマン」と言うヒーローなんですが、そのイナズマンになるまでには、主人公からまずは「サナギマン」に変身します。

 

普通に「サナギマン」と言ってますが、「何だそれ?」ですよね。

 

何ともグロく、地味で茶色のとてもヒーローとは似ても似つかないキャラです。

 

そこから今度はようやく「イナズマン」に変身します。

 

この二段階変身はどうやら「蝶」をイメージしているらしく、まさしく「完全変態」です。

 

すいません、70年代ヒーローなので、僕と同世代の男性しかわからない話しかもしれませんね・・・

 

話しは戻りまして、ナナホシテントウなどはアブラムシを食べるので、アブラムシの数が減る夏の暑い時期には木陰でのんびりと休んでエネルギーを使わないようにしているそうです。

 

その状態のことを夏眠(かみん)といいます。

 

冬はと言うと、成虫のまま冬を越すので、木の割れ目、家屋の隙間、石の下、草むらなどで集まって冬を越します。

 

今回は「てんとう虫」特集みたいになりました。

 

縁起の良い「てんとう虫」です。

 

お店のキャラクターにしようかなあ・・・

 

 

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