みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
♪君のド〜ルチェ ア〜ンド ガッパーナのその香水のせいだよ♪
今流行っている歌
『香水』
ですね。
英語で言うと、あの有名な3人組の「parfume(パフューム)」です。
fragrance(フレグランス)とも言います。
フランス語では「parfum(パルファン)」といいます。
が、実はフランスでは、香水を4つの区分で分けているんです。
さすが香水の国フランスですね。
「液体の濃度」と「香りの持続時間」が関係しています。
濃度が濃く、持続時間が長い順に、
parfum(パルファン)
eau de parfum(オードパルファン)
eau de toilette (オードトワレ)
eau de Cologne(オーデコロン)
となっています。
オーデコロンやオードトワレなんかはよく聞きますね。
多分したの2種類くらいが、日本人には合っているのかもしれません。
パルファンと言われるものは、本当にしっかりとした香りがするので、日本人にとっては少々香りがキツいかもしれませんね。
僕自身香水は付けません。
オシャレや身だしなみ、かっこいい大人には欠かせないかもしれませんが、職業柄、あまりニオイがキツいものが鼻に付いてしまうのは良くないかなあとも思います。
でも香水がふわっと香るオシャレなオジさんも憧れますが・・・
香りは五感の中で唯一記憶と繋がっているということを聞いたことがあります。
なので、香りで記憶がよみがえるようです。
香水のメッカと言われる所があります。
フランスの南東部、地中海に面したイタリアの国境近くにある「グラース」という都市です。
なんとフランスの香水や香料の2/3が作られている町なんです。
テレビで見てから、行ってみたいと思っていたので、フランスに行った時に一人で行って来ました。
フランス語で「nez(ネ)」と呼ばれる調香師がいる所なんです。
「nez(ネ)」というのはフランス語で「鼻」を意味します。
「一流の鼻を持っている人」という意味で使われています。
調香師は、人並みはずれたセンスと嗅覚を持っていることはもちろんのこと、香りと強い結びつきの深いファッションをはじめ、世相、経済、社会的な傾向など、時代の気分を左右するさまざまな情報にバランスよく精通することが求められているんです。
シャネルで活躍した調香師などはその代表的な人達ではないでしょうか。
そんな話しをすると長くなるので、今回はこの辺で・・・
日本の香りで言うと「お香」ですね。
世界各国で好まれる「香り」は違います。
しかしながらどの国でも「香り」というのは特別なものとして扱われている気がします。