みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
スナップエンドウ、絹さや、グリンピースなどが美味しい季節になってきました。
今回はグリンピースのポタージュを紹介します。
色々な作り方がありますが、基本材料は「グリンピースと玉ねぎ」です。
グリンピースとタマネギをバターで炒めて、ブイヨンやコンソメを入れて煮込み、ミキサーで回す。
あとは生クリームと牛乳でのばして出来上がりです。
僕はとろみを付けるため、少し小麦粉を入れます。
鮮やかなうぐいす色のポタージュが出来上がります。
ミキサーでよく回していくと色が段々濃くなっていきます。
フレンチではグリンピースを使ったポタージュのことを「ポタージュ サンジェルマン」と言います。
かつてパリ近郊のサンジェルマン・アン・レがグリンピースの産地だったことから、そう呼ばれるようになったそうです。
ちなみに「さやえんどう・グリンピース・エンドウ豆」は同じマメ科エンドウ属です。
エンドウを、「さや」がまだ柔らかいうちに早採りしたものが「さやえんどう」です。
その後、少し大きくなり未熟な状態の実が「グリンピース」なんです。
そして成熟すると、みつ豆や豆大福などによく使われる「えんどう豆」になります。
僕は「豆大好き人間」なのでいいんですが、独特の香りがあるので苦手な方もいますね。
グリンピースのポタージュは甘みがありマメの香りがするおいしいスープです。
良かったら作ってみてくださいね。