高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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牛乳の膜

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

寒くなってくると『ホットミルク』が恋しくなります。

 

小さい頃は砂糖を入れて、よく飲んでいました。

 

牛乳が大好きな僕は冬でも冷たい牛乳を飲みますが、たまにホットミルクを飲むと、

 

「あ〜、なんか落ち着くなあ〜」

 

と思います。

 

一息つく時は『コーヒー』を飲んだりしますが、『ホットミルク』はゆっくり落ち着きたい時や、体を温めるのにいいような気がします。

 

朝一番にも寝る前にもいいですよね。

 

そんな牛乳を温め、カップに入れてしばらくすると表面に膜ができますよね。

 

これは牛乳を加熱すると表面の水分が蒸発して、牛乳中の脂肪とタンパク質が濃縮凝固するためです。

 

牛乳を40℃以上に温めると、表面に薄い膜ができます。

 

これは『ラムスデン現象』と言われるものです。

 

豆乳から作られる「湯葉」もこれと同じ原理です。

 

口当たりが悪いと捨ててしまう人や、消化が悪いのではないかと心配して食べない人もいるようです。

 

僕は小さい頃から、なんだか面白くて喜んで食べていました。

 

この膜には栄養が含まれています。

 

最初にできる膜は70%以上も脂肪が含まれ、タンパク質も20〜25%含まれています。

 

その後は脂肪に比べてタンパク質が多くなります。

 

なので捨てないで食べてくださいね。

 

苦手な人はよくかき混ぜながら温めると膜ができにくいですよ。

 

 

 

 

 

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