みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
11月1日から『新500円硬貨』の発行が始まりました。
色々なメディアで報じられていたので、
「へぇ〜、新しくなるんだあ〜。」
くらいに思っていました。
その「新500円硬貨」がもう手元にあるんです。
お会計でどなたかが使われたのか、両替時に入っていたのか?
初めて手にして、ちょっとテンションが上がりました・・・
キャッシュレス時代へと移行しつつある中で、新硬貨発行は貴重な出来事なのかもしれませんね。
僕はまだ小学生の時までは、岩倉具視の『500円札』だったので、『500円硬貨』が初めて発行された時のことを覚えています。
今までお札だったものが硬貨に変わるって、スゴく不思議な感じでした。
なんだかちょっと、価値が低くなったような・・・
もし1000円札が硬貨になったら、やはり初めはちょっと変な感じだと思います。
そんな感じです。
国はキャッスレスへの移行を推奨しています。
これはうちのような小さな店舗にとっては、なかなか厳しいことなんです・・・
大きな店舗さんは、色々と設備投資をして、キャッスレスへと移行していってます。
スマホ決済、電子マネーやクレジットカードは当たり前。
コロナ禍もあり、そういったお金のやり取りをしなくていいように,各店舗さんも移行しています。
今ではスーパーの「セルフレジ」や「セミセルフレジ」は当たり前になってきました。
先日行ったパン屋さんでも、小さな「セミセルフレジ」を導入していて驚きました。
それ以上に驚いたのが、あるパン屋さんに行ったら、パンを入れたかごを置くだけで、かごに入っている各種のパンを認識して合計金額を出してしまうんです!
あとはお金を機械に入れて精算。
某有名ファストファッション店で、かごに入れたまま計算され、そのまま支払いを済ます「セルフレジ」に驚きましたが、そんなことがパン屋さんでも起こっていることにさらに驚きました。
こういった支払い関係では「非接触」がコロナ禍でどんどん進んでいますね。
サリューでは、まだ「PayPay」のみ使用できる状態です。
お店も小さく、2人で営業しているために、色々と機器や決済手段を導入するメリットが少ないんです。
そしてキャッスレス化推奨においては、以前にも増して現金でのやり取りにお金が掛かってしまうんです。
どういうことかと言えば、硬貨への両替にも両替費が掛かるようになってしまいました。
硬貨って、お会計の時に扱う量が多いです。
特に100円硬貨や10円硬貨は利用頻度が多く、ある程度多めに用意しておかなければなりません。
そんな硬貨を準備するための両替にもお金が掛かる・・・
これも国のキャッスレス化へ移行させるための策の1つなんです。
これは「キャッスレス」「非接触」ということを考えると検討していかなければいけないことでもあります。
初めに500円硬貨の話題を振っておいて、話に出てこないじゃないか!
そうですね、すいません・・・(笑)
みなさんもご存知のように、新500円硬貨は色々な点が新しくなっているんです。
基本デザインはそれほど変わってないようですが、細部に色々な新しい技術が導入されているんです。
これは偽造防止のためでもあります。
大きなところでは、外見的に一番目を引く硬貨の中心部と外周部の色の違いです。
これは「バイカラー・クラッド技術」と言うそうです。
また、世界初採用となる「異形斜めギザ」が硬貨のフチに入っている点です。
500の「00」の部分には、上に傾けると「500YEN」、下に傾けると「JAPAN」の文字が現れるというスゴい技術が施されています。
他にも細か〜い文字や模様が施され、金属彫刻における最先端技術があちこちに使われているそうです。
「新500円硬貨」をよ〜く観察してくださいね。