みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
寒くなってくると、熱い食べ物を口にする機会が増えますね。
そんなとき『猫舌』の人はすぐに手をつけることができないですね。
みなさんは『猫舌』ですか?
僕は『猫舌』ではないと思いますが、熱いものを食べると、すぐに口の中の皮がむけます・・・
『猫舌』って生まれつきなのかなあ?
それとも何か原因があるのかなあ?
実は『猫舌』は生まれつきではなく、原因があるんです。
そもそもなんで『猫』?
答えは簡単です。
猫が熱いものを食べられないからです。
というか、人間以外の動物はほとんどが『猫舌』で、熱いものが食べられないんです。
というのも、人間は火を使って熱いものを食べる必要があります。
それに適応するために進化してきました。
逆に動物達は火を使わないため、熱いものを食べる必要がなく、熱いのが苦手なんです。
だから、人は熱いものが食べられるんです。
ということは、『猫舌』の原因は生まれつきではない、ということになります。
それでは何が原因なのでしょうか?
それはなんと「舌の使い方」にあるそうです。
人間の舌は、先の方に神経が集中しています。
それに対して、舌の真ん中あたりや奥の方にはあまり神経が多くありません。
『猫舌』の人は、食べ物をいきなり熱さに敏感な舌先に付けてしまうそうです。
その結果、食べ物を熱く感じ、そしゃくしたり、飲み込んだりすることが上手くできないんです。
つづく・・・