みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
現在クリスマスの25日まで、クリスマスオードブルを受け付けています。
先日そのオードブルの御予約がありました。
毎回なんですが、どうしてもたくさん入れたくなってしまい、盛り盛りになってしまいます。
スタッフ「K」からも
「ん〜、もう2000円アップだねえ・・・」
なんて言われてしまいます・・・
ところで「オードブル」とはフランス語です。
直訳すると「作品の外」という意味になります。
コース料理を1つの作品と考えた際に、最初に出され「作品の外」となる料理のことになります。
つまり、「前菜」のことを「オードブル」と呼ぶようになりました。
フランスとは違い、アメリカでは調理をしていないものはオードブルとは呼ばないそうです。
カナッペやローストビーフなどの調理されているものがオードブルと呼ばれています。
お客様が会場に到着してから食事までの間のつなぎとして提供されるものを指します。
イタリアではオードブルに相当するものを「アンティパスト」と言います。
「主菜の前に出すもの」という意味で、フランスのオードブルと同じ意味で使われます。
日本はと言うと前菜の意味の他にも、お酒のおつまみや、軽くつまめる食事の盛り合わせなどをオードブルと言うことが多いですね。
立食パーティーやカクテルパーティーなどで提供されるものを「オードブル」と呼ぶイメージが強いかもしれません。
そういった意味では、日本での「オードブル」はフランスよりもアメリカの影響を受けているのかもしれませんね。