みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今年の冬は寒いような気がします。
換気のために調理場の窓を開けていると、冷たい北風が入ってきてきます。
営業が終わると暖房を切ってしまうので、火を使わない限り、だんだん室温が下がって寒くなってきます。
もちろん屋外に比べれば快適です。
屋内で働けているだけありがたいです。
でも、日が沈むとグンと寒くなります。
なので仕込みの時はネックウォーマーなどをして寒さをしのぎながらやっています。
手先が冷たくなることもあります。
ガスの火で手を温めたりします。
暖かい飲み物を飲んだりします。
オーブンを使う仕込みの時は暖かいです。
でも切れば寒くなってきます。
当たり前ですね。
夏の仕込みの時に冷房は付けますが、冬は暖房は付けません。
暑いのはどうにもなりません。
寒いのは着れば何とかなります。
それからもう1つ大事な理由があります。
暑い時は、食材のためにも、体のためにも冷房を付けます。
反対に寒い時は、何もしません。
食材のとってはその方がいいからです。
寒い方が食材の取り扱いが楽でいいんです。
楽というか、夏ほど気を使わなくていいんです。
みなさんもそうですよね。
夏は何でも冷蔵庫に入れます。
出来上がった料理も半日も室内に出しておけば、悪くなってしまうこともあります。
その点寒い冬は、野菜なんかは冷蔵庫に入れていなくても、倉庫なんかに入れておけばある程度大丈夫です。
火を使って仕込んだものも、早く冷えてくれるので扱いが楽です。
買い出しをしても同じです。
夏は保冷剤を持って行き、冷やしながら帰ってきます。
移動時間中も、
「早く帰らないと!」
と気になって仕方ありません。
帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまいます。
その冷蔵庫の開け閉めもあまりしないように気を使います。
その点寒い冬は、夏ほど気になりません。
僕自身が冷えてしまうほどですから・・・
なので、寒いのは嫌ですが、食材の取り扱いが楽なので、寒い方がいいですね。
今週末あたりから温かくなるようです。
「やっと温かくなるう〜。でもまたあの暑い夏が近づいてくると思うと・・・」
気が早いですね。(笑)