高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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スイセンが咲いています。

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。  

 

街のあちこちで「スイセン」の花が咲いているのを見つけます。  

 

何も無いところに、春になると緑の芽がニョキニョキと伸びてきて、いつの間にか花を咲かせています。  

 

お店脇にも咲いています。   冬の時期にには何も無い状態だったところに、気付くと葉が伸びて、花を咲かせています。   写真のようにワサワサと一気に咲き乱れています。  

 

葉が「ニラ」に似ているので、たまにニュースで間違えて食べて大変なことになったということが報道されています。   水仙の葉は有毒なので、食べると下痢や嘔吐の症状が出ます。  

 

家庭菜園などで、ニラの近くに水仙が生えてきて間違えるようですが、そもそも近くに植えちゃダメじゃん,なんて思います。  

 

食べてもニラの味がしなかったら、おかしいと思わないのか?など疑問を持ちます。  

 

そんなこと言ってると自分がそうなるので、この話はこの辺で・・・   その「スイセン」は香水などの香料を取るための素材でもあります。  

 

有名な『シャネルNo.5』は「ナルシスソワール」という黒スイセンから採取されます。  

 

「スイセン」の学名は『ナルキッソス』と言います。  

 

「何だか聞いたことあるような・・・」  

 

そうです、「ナルシスト」はここからきています。  

 

ギリシャ神話に登場する美少年の名前です。  

 

少年「ナルキッソス」は水面に映る自分の美しい姿を見て、自分に恋してしまい、そのままやつれて死んでしまうと言うお話です。  

 

そんなことから、「うぬぼれ」「自己愛」の強い人をそう呼ぶようになりました。  

 

水仙の花は,少し首を曲げて咲いているように見えますね。  

 

水辺にあれば、自分の姿を見ているようにも見えます。  

 

確かにキレイな花です。

 

 また香料を取るくらいです。  

 

香りも強いです。  

 

お店の窓を開けていると、お店の脇に咲いている水仙の花の香りが漂ってきます。  

 

僕自身は、   「ん?何だ?ちょっと臭いなあ・・・」   と思ってしまいます。  

 

アンモニア臭みたいな・・・  

 

「ああ、スイセンか!」   といつも思います。  

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