みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お店の裏手には田んぼがあります。
田植えのこの時期は準備のために水を張ります。
そのとたん、どこに隠れていたんだ!というくらいたくさんのカエル達が出てきて、夜になると鳴き始めます。
今年ももちろん鳴いていました。
しかしながら、今回の明治用水頭首工の漏水により、水路に水が来なくなりました。
田んぼの水は減っていきました。
それと共に、カエルの鳴き声も聞こえなくなりました。
きっと土の中にもぐってしまったんだと思います。
いつもならうるさいくらい鳴いているカエルの声が聞こえない静かな夜が続きました。
そして今日、一週間ぶりに少しながら水路に水が流れてきました。
田んぼにもなんとか水を張ることが出来たようです。
よかったです。
農家の方々のことを思うと心配で、本当に早く復旧してくれることを願っていました。
まだ漏水箇所については手つかずの状態です。
かなり困難な作業になるようです。
そんな中、東海農政局の方々を中心に復旧作業に当たってくれたおかげで、少しではありますが水が流れてきてくれる状態になりました。
そして、田んぼに水が張られたとたん、カエルが鳴き出しました。
本当にうるさいくらい鳴いていますが、やはりこの声を聞かないと、物足りない気がします。
こんなところにも当たり前と思っていたことが、ともすると当たり前ではなくなってしまう・・・
コロナ禍であったり、今回の漏水であったり、あらためてそんなことを思いました。