みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

先日親戚から「プラム」をいただきました。

 

早速ジャムにしました。

 

梅雨の時期に旬が始まる「すもも」が店頭に並んでいます。

 

でも期間は短いので、見つけたら買わないと次は無いかもしれませんよ・・・

 

そんな「すもも」ですが、「プラム」とはどう違うの？

 

「プルーン」や「ソルダム」って何が違うの？

 

種類がたくさんあるので、よくわかりませんよね。

 

「すもも」は大きく分けて２種類あります。

 

・「日本すもも」＝中国原産

・「西洋すもも」＝コーカサス原産

 

です。

 

「すもも」の英名は「Japanese plum」（ジャパニーズ　プラム）、仏名は「prune」（プルーン）といいます。（厳密にはpruneはプリュンヌと発音します。）

 

なので「すもも」は、「プラム」とも「プルーン」とよんでもいいことになります。

 

ところが日本では、丸くて赤い日本すももを「プラム」、ちょっと細長くて濃い紫色をした西洋すもも「プルーン」とよんで、何となく？区別しています。

 

わかりやすくまとめると、

 

・日本すもも＝すもも＝プラム

・西洋すもも＝プルーン

 

として、日本では区別しています。

 

多くの品種がある日本すももの中で、最も多く生産されているのが、「大石早生（おおいしわせ）」という品種です。

 

果汁が多くてジューシー、酸味が強く、おしりの方が少し尖っています。

 

次の多いのが「ソルダム」です。

 

この名前は聞いたことがあるかもしれませんね。

 

ソルダムは「日本すもも」の一種です。

 

ということは「ソルダム」＝「すもも」＝「プラム」ですね。

 

アメリカで交配されたすももで、大石早生よりもひと回り大きく、果肉が赤いのが特徴です。

 

一方西洋すももである「プルーン」はドライプルーンとしてよく見かけますね。

 

もちろんフレッシュも出回りますが、わずかな期間です。

 

最後にもう一度まとめます。

 

・日本すもも　「すもも」＝「プラム」

・「ソルダム」は日本すももの品種名

・西洋すもも　「プルーン」

 

となります。

 

こんな風にまとめましたが、一年してまた出回る時期になると、

 

「あれ？何だっけ？」

 

なんてなってしまいます・・・