みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
『eggplant(エッグプラント)』
英語でこう言われる野菜は何でしょうか?
答えは「ナス」です。
オニオン、ポテト、トマト、キャロット・・・
こんな風に、英語がもはや日本語のようになっている野菜もあれば、
「そう言われてみれば、なんて言うんだろう?」
という野菜もたくさんありますね。
僕もフランス語の野菜の呼び方は知っていても、英語では知らないものが多いですね。
ちなみにフランス語で「ナス」は、
『aubergine(オーベルジーヌ)』
と言います。
全く想像もできない言葉ですよね。
それではなぜ英語で『eggplant(エッグプラント)』と言うのか?
答えは・・・
「卵に似ているから」なんです。
「え?ナスって細長くて、卵には似てないよね。」
と言われるかもしれませんね。
でもヨーロッパで主に栽培されていた品種のナスは、黄色や白だったんです。
そして形は日本のナスのように細長くはなく、ズングリと丸い形をしていました。
見た目がガチョウや鶏に卵に似ていたため、
「卵形の植物」→「eggplant」
と呼ばれるようになったんです。
ちなみに「米ナス」はアメリカ原産のナスではなく、中国のナスを品種改良のためにアメリカに持っていったことに由来します。
今が旬の美味しいナスです。
たくさん食べましょうね。