みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
お盆になると、ナスやキュウリに足として竹串みたいなものを刺して、動物に見立ててあるものをお供えしているのを見たことがありますか?
「精霊馬(しょうりょううま)」または「牛馬」と呼ばれるもので、キュウリを馬、ナスを牛に見立てています。
ご先祖様はこれに乗って家族の元に帰ってくると言われています。
馬は足が早いので、少しでも早く家族のところに帰ってきてもらえるように。
牛はたくさん荷物を運べるので、お土産をいっぱいのせて、ゆっくりあの世へ帰ってもらえるように、という願いが込められているそうです。
でも何で「ナス」と「キュウリ」?
理由は諸説あるようですが、どちらも夏の野菜の代表的なものであり、旬の美味しい野菜をご先祖様にお供えしたいという気持ちから、またほとんどの地域で収穫できる野菜ということで全国に広まったようです。
お盆になると、テレビや雑誌、広告など、色々なところで目にするようになるお供えですが、僕の家ではこのお供えはしていませんでした。
お花や果物をお供えしていますね。
みなさんのところでは、どうですか?