みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
秋の味覚の代表格のひとつであるのが
「栗」
ですね!
最近はモンブランが人気ですね。
きめ細やかな細〜い栗ペーストをまとったモンブラン!
美味しいですよね。
そんな栗の実は「鬼皮」と呼ばれる硬い皮に包まれていますね。
この鬼皮は、「皮」と呼ばれていますが、実はあれこそが栗の「果肉」の部分なんです!
「え!じゃあ栗の実だと言って食べてるのは何なの?!」
みなさんが「美味しい!」と言って食べている部分は何なのかと言うと、じつは
「種」
なんです!
そうです!僕たちは栗の種を食べていたんです!
まあ。美味しければどこでもいいんですがね・・・(笑)
少し難しく言えば、栗は 「硬果(堅果)」という硬い殻に包まれた種子を食用とする果実です。
アーモンドやクルミも同じ種類の果実です。
そして、栗と言えば特徴的なの「イガ(毬)」ですよね。
この「イガ」はが何なのかについては諸説ありますが、
「苞葉(ほうよう)」
と呼ばれている部分だと言われています。
「苞葉」というのは、つぼみを包むように変化した葉のことで、花の場合だと「ガク」の下のあるのが見られます。
わかりやすいものでいえば、「ドングリ」ですね。
落ちているドングリの中に、たまに帽子のような殻を被っているものがありますね。
この帽子みたいなものも、栗のイガと同じ「苞葉」なんです。
バラのように、
「キレイなものにはトゲがある」
じゃありませんが、
「美味しいものにはトゲがある」
ですね。
少し前に生け花で「毬栗」を使っていました。