みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
先週末は吉浜地区のお祭りでした。
土曜日が上地区「八幡社」、日曜日が下地区「神明社」で行われました。
僕のいる下地区の神明社では、丸太で作った円形の馬場を馬が走り、その馬に素手でつかまる「かけ馬」。
この「かけ馬」は高浜市の無形民俗文化財に指定された、およそ200年以上の歴史のある行事です。
高浜市の大山公園で開かれる「おまんと祭り」のかけ馬に比べると、規模は小さくなりますが、それでも迫力ある馬と人の姿は、つい見入ってしまいます。
また歴史があるといえばもう1つ、お弓奉納の儀として約360年もの歴史を誇る「射放弓(しゃほうきゅう)」です。
袴に大小の刀を差した武者姿の若者が、厳しい作法にのっとり、矢を放ちます。
こちらも高浜市無形文化財に認定されています。
白羽の矢を1本打つのに30分以上もかかります。
子供の頃は、ゆっくり動いて全然弓を打たないのが面白くありませんでしたが、大人になると、そのゆっくりした動きの緊張感に見入ってしまうんですよね。
あとは、「巫女神楽」ですね。
地元の小学生がキレイに正装して、神楽を奉納します。
そのお祭りの裏方として少しばかり参加しました。
地元のお祭りは、地元の人達によって、継承されて行われてきたということをつくづく感じました。
みなさんお仕事をされているので、それまでの準備も大変です。
同じ町内に済みながら、こういった機会に初めて知る人が多いのも事実です。
地元に住み、商売をしているわけですから、できる限りは参加しないといけないと思っています。
みなさんお疲れさまでした。