みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
高浜市では、「高浜市こども食育推進協議会」を設置し、こども達への食育啓発などに取り組んでいます。
その中で、11月27日(日曜日)に開催される予定の「農業まつり」において、食育に関しての表彰があります。(表彰式に関しては未定です)
サリューでは、「カワラッキー賞 フレンズ賞」として、市内幼稚園・保育園、小学校、中学校から応募された作品の選出を、毎年お手伝いさせていただいています。
今回もたくさんの優秀な作品の中から、なんとか一点ずつ選ばせていただきました。
毎回思うのが、
「みんなすごいな!」
ということです。
言葉足らずですいません・・・
保育園・幼稚園は、「いただきますの絵」ということで、食事の風景の絵を描いています。
どの絵も、色鮮やかで、表情や動きもしっかり描いてあります。
家族の好みや、座る席位置、使っている食器やフルーツの一粒一粒の細かいところまで描いている子もいたりするので、本当に感心してしまいます。
僕が幼稚園の時に描いた絵は、どうだったかなあ・・・
小学生は、食に関する研究で、これは本当に驚きました。
みなさんにも見てもらいたいくらいで、どの作品も小学生のレベルを越えていました。
この中から選ぶのは、本当に大変でした。
食材の研究から、パンやお菓子を作って「作り方」や「味」を比べてみたりしているんですが、それが細かいところまでしっかり調べてあったりして、
「ここまでやるんだ!」
と感心してしまう作品ばかりでした。
中学生は「我が家の自慢料理」ということで、各家庭の自慢料理や、自分達で考えた自慢料理が「写真」と共に「作り方」「分量」「家族の反応」「作った意図」などが書いてありました。
「家で作った野菜をつかった」「なぜこの食材を使ったのか」「時短になる」「栄養を考えて」
などと共に、
「家族の好みや」「お母さんがなるべく手間がかからないように」
など家族に対する気遣いなどが書いてある作品が多くありました。
「お母さんの苦労が少しわかった」「料理を作る大変さを感じた」
など、いつも「当たり前」のように出てくる食事は、実は「当たり前ではない」ということを感じてくれている生徒さんもいたりしました。
毎回こども達の作品に、感心し、元気をもらっています。
自分も食を通してこども達に、そしてみなさんに「元気」を与えることができたらいいなと思います。