みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
三月三日は「桃の節句」「ひな祭り」ですね。
「ひな祭り」といえば・・・
みなさんは何を思い浮かべますか?
僕は和菓子が大好きなので「いがまんじゅう」ですね。
西三河の人なら「いがまんじゅう」はもはやソウルフードですね!(笑)
2月には店頭で見かけるようになりますね。
一年中あってもいいと思いますが、季節ものなので、この時期限定ですね。
給食にも出ましたよね。
「いがまんじゅう」と名の付くものは各地にあるようですね。
どこも似たような感じのものが多いようです。
全国的には埼玉県の「いがまんじゅう」が有名のようですね。
まんじゅうの上から赤飯を覆ったようなものです。
Wikipediaにも埼玉県の「いがまんじゅう」しか載っていないのは、全国各地にも「いがまんじゅう」があるので、訂正が必要ですね!(オコです・・・笑)
2016年には岡崎で市制100周年記念事業のイベントの一つとして「いがまんじゅうサミット」が行われたようですが、また開催して欲しいですね。
西三河の「いがまんじゅう」について少しばかり。
西三河では「いがまんじゅう」は「ひな祭り」(その前後も)に食べられるお菓子です。
うるち米の餅で餡を包み、もち米の飾り米をつけたものです。
「ピンク・黄・緑」が定番ですね。
「いがまんじゅう」の「いが」に由来には諸説あるようです。
・徳川家康の「伊賀越え」の「伊賀」
・飾り米の「イガイガ」した形状から「いが」
・稲の花「稲花(いがら)」が訛って「いが」
など
「色」の由来は
・赤・・・古来から幸運を象徴し悪霊を退ける色
・黄色・・・実った五穀の穂や稲の花から豊穣の色
・緑・・・新緑芽吹く色
といわれています。
また、この季節の「梅・桃・桜」「菜の花」「新緑」の色とも言えるので、「桃の節句」で健康と成長を祈るのにもふさわしい色ともいえるんでしょうね。