高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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世の中を変えるかもしれない「合成燃料」

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

月が変わり、買い出しにいくと、

 

「また値段が上がってる・・・」

 

僕の感覚ですが、全体的に1.3倍くらいにはなっているかな・・・という感じですね。

 

ほとんど値が上がっていないものもあれば、中には倍くらいになっているものもあります。

 

値上げのすべてのもとは「燃料」ですね。

 

何をするにも「燃料」が必要ですからね。

 

電気を作るのも、発電所では何かしらの燃料を使って動かしているわけですからね。

 

輸送するにも、製造するにも「燃料」は必要となってきます。

 

とにかく「燃料」が必要です。

 

それが値上がっているということは、すべてのものが値上がってしまうということになります。

 

そんな「燃料」において

 

「世の中を変えるかもしれない」

 

という

 

「合成燃料」

 

が開発されたことが話題になっています。

 

「合成燃料」とは

 

「二酸化炭素(CO2)と水素(H2)を合成して製造する人工的な燃料」

 

です。

 

この「合成燃料」を使った自動車の走行試験が初公開されました。

 

現在はなるべく「二酸化炭素」を排出しないような自動車を作ろう!と各自動車会社はガソリン車以外に「EV車」や「水素ガス車」の開発に力を入れていますね。

 

そんな中で開発された「合成燃料」は何がすごいかというと、原料が「二酸化炭素」なんです。

 

大気中等から回収する二酸化炭素を原料として用いているので、この「合成燃料」をエンジン等で燃やした後に排出されるCO2は元に戻ります。

 

これは「カーボンニュートラル」(温室ガス排出0)という意味で、非常に意義深い燃料と考えられています。

 

燃料の材料となるのは大気中の「二酸化炭素」なので、この燃料を使った自動車を運転すれば、排出された二酸化炭素は「もともと大気中にあったもの」ということになります。

 

ということは、プラスマイナスゼロ!

 

4年後の2027年までに合成燃料の供給を目指していますが、現在の課題は「製造コスト」です。

 

国内で製造した場合、リッターあたり700円もかかってしまうそうです。

 

一方で政府は2025年には合成燃料の実用化を、2030年代半ばには商用化を目標にしています。

 

政府の考えと、現実には少し開きがあるようですが、企業と国とが上手に連携していって欲しいですね。

 

政府は2035年頃までを目安にして、新車のガソリン車の生産・販売をやめることを示しています。

 

また外国においても、その動きは強くなっています。

 

もしこの「合成燃料」が利用できるようになれば、また自動車に新たな可能性がでてきますね。

 

そして現在の燃料問題にも何かしら良い影響をもたらしてくれると思います。

 

 

 

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