高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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空中栽培スイカ

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

スイカが店頭に並び、カットしてあるスイカの赤色が視界に入ってくるので、思わず目がいってしまいますね。

 

夏になると、「黄色いスイカ」「種のないスイカ」「四角いスイカ」「真っ黒なスイカ」など、色々なスイカが話題になりますね。

 

そんな中こんなスイカの話題が耳に入ってきました。

 

「空中栽培スイカ」

 

その名の通り、地上1メートルほどのところにぶら下げて栽培したスイカです。

 

これは画期的な栽培方法で、これまでの常識を覆すものなんだそうです。

 

「スイカ」といえば、地面にゴロゴロと実っているイメージですが、このスイカは実の部分だけでなく、土の部分も空中に浮かんでいるんです。

 

大きなプランターを地面から話したところに設置して、そこに種を植え付けます。

 

伸びたツルを一旦地面に下ろし、プランターの下をくぐらすようにしてから立ち上げ、吊るしてある紐に絡み付くように手を入れます。

 

するとツルはその紐を伝って上へ上へと伸びていくんです。

 

そしてスイカの実がなります。

 

しかし、そのままにしておくと、自分の重みで落ちてしまいます。

 

そのため、ソフトボールくらいの大きさになったら、ネットをかけて紐で縛っていくんです。

 

これを一玉ごとに行うので、普通にスイカの10倍の手間がかかると言われています。

 

その手間のおかげで、この方法を用いることで、スイカを高い糖度で安定させることができるんだそうです。

 

大きなプランターなので、土の量は限られています。

 

なので、そこに与える水と養分をコントロールすることができ、さらに天候や生育状況に合わせて管理することができるということなんです。

 

空中にぶら下げることで、光がまんべんなく当たることで糖度も上がるようです。

 

しかも皮が薄く、皮の近くまで糖度が乗るようにしているんだそうです。

 

普通のスイカは、中心と皮の近くで甘さが異なるんですが、その差が無くなるように育てているそうです。

 

このスイカの品種は「ピノ・ガール」というもので、種が通常のスイカの4分の1程度しかないため、種ごと食べられるそうなんです。

 

広いスイカ畑ではなく、整備されたハウスの中で育てられています。

 

確実にスイカの収穫量が調整できるのは農家さんにとってもいいことですね。

 

「空中栽培スイカ」

 

一度食べてたいですね。

 

 

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