高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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お米には「等級」がありますが・・・

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

早くは9月に出始めた「新米」という文字も見慣れてきましたね。

 

2023年度は猛暑と浸水の影響により、米の等級低下が深刻な状況となりました。

 

農地水産省によると、米の等級は

 

「すべての米粒から被害粒や未熟粒等を除いた整粒の割合(整粒歩合)」

 

で決められています。

 

整粒歩合が70%以上、60%以上、45%以上がそれぞれ「一等米、二等米、三等米」に該当します。

 

整粒歩合45%未満のものは「規格外米」と呼ばれています。

 

2023年度の等級低下の要因は、整粒米に分類されない「白未熟米」の増加が主な要因です。

 

「白未熟米」とは・・・

 

玄米の胚芽内のデンプン粒の蓄積が不良で、その粒間の隙間が光を乱反射して白く見えるものを指します。

 

ちょうどお米が育つ時期の高温や低日照が関係しているといわれています。

 

主食用米の生産面積が日本一の新潟県では、平年は80%の一等米比率が、2023年9月時点で15%という大幅な減少となっています。

 

新潟県内の8月の平均気温は、県内のほとんどの気温観測地点で観測史上1位の記録を更新しています。

 

高温条件等で発生した白未熟米は整粒米に分類されません。

 

米の等級は農家の収入に影響してきます。

 

肥料や燃料費の高騰もあるので、経済的に大きな打撃を受けてしまうことが心配されます。

 

愛知県内においても一等米は前年同期比19%減となっているようです。

 

しかしながら、「等級」は見た目だけで定められるものなので、米の水分量、デンプン、タンパク質といった成分で判断されるものではないそうです。

 

食味への影響はそこまでないそうです。

 

「え!そうなの!」

 

と思いました。

 

一等米が一番美味しいと思っていました。

 

こういう言い方はいけないかもしれませんが、今まで「一等米」が一番美味しいですよ、みたいに消費者へ伝えておいて、今更みたいな感じはします・・・

 

もっと早くから、このような情報は伝えておくべきだったような気もしますが・・・

 

そういったことが国への不満にもつながっていくような・・・

 

農家の方々のためかもしれませんが・・・

 

しかしながら、おいしい新米を食べると、そのおいしいお米を一生懸命育ててくれている農家さんのためにも、今後の日本の稲作のためにも、お米を消費することが僕たちにできることになりますね。

 

 

 

 

 

 

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