みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
いつも店内にはお花が生けてあります。
スタッフ「K」によるものです。
お稽古を兼ねて、お店に生けています。
現在は、「ボケ」や「キク」が生けてあります。
僕は名前が分からないので、いつも聞いています。
「これ何?」
「ボケだよ。」
よく聞く名前ですが、見てもわからないものがたくさんあります。
「ボケ」もそのひとつでした。
可愛らしい花です。
知っている方は、
「これボケね。可愛らしいお花だねえ。」
とスタッフ「K」に話しかけてくれます。
ボケは「ボケ属」という大きな枠でいうと、日本原産の「クサボケ」、中国原産の「マボケ」と「ボケ」の3種からなる落葉低木類になります。
これらから派生して、今では200を越える品種が栽培されています。
そして、「キク」というと黄色や白の仏花などで使われる地味なイメージですが、生け花でいろいろ見ていると、
「これもキクなの!」
というような派手なものや、洋風なものなどオシャレなものもたくさんあるので驚きます。
こちらも200品種以上あるといわれています。
「ピンポンマム」「スプレーマム」といった名前の花がありますが、この「マム」というのは「キク」のことなんです。
輪菊(一本の茎にひとつだけ花をつける菊)と小菊を除く洋菊のことです。
御来店の際は、是非見てくださいね。
ボケの花とキクの花です。