高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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ハンバーガーよりフライドチキン?

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

「ハンバーガーよりフライドチキン」

 

というのは、現在、日本や欧米では牛肉の需要が減ってきているということなんです。

 

とはいうものの、やはり人気はあるんですが・・・

 

もともと健康に悪影響との懸念から消費量が減っていたところ、最近の価格高騰もあり消費者離れが加速したそうです。

 

対照的に伸びているのが鶏肉です。

 

比較的安価で健康的なタンパク質源として消費が拡大しています。

 

牛肉の1人当たりの年間消費量を2000年と2023年で比較すると、

 

アメリカ 30.75キロ→26.35キロ(−14.3%)

日本 8.62キロ→7.60キロ(ー11.8%)

EU 11.89キロ→10.37キロ(ー12.7%)

 

と、日米欧では約10年で牛肉の消費量は1割以上減少しています。

 

また、アメリカでの牛肉の販売価格はこの1年で1割以上上昇しています。

 

そのアメリカでは1970年以降消費が伸び続けているのが鶏肉です。

 

そして、計算上今年の消費量は牛肉の1.7倍になる見通しなんです。

 

過去3年のわたり、アメリカ南部のテキサス州を含む牛肉の産地が深刻な干ばつに見舞われました。

 

そのため、牛の食料となる飼料や干し草の価格が高騰しました。

 

畜産農家では価格が高くても利幅がとれない悪循環に陥っているそうです。

 

牛肉の供給自体が追いつかず、価格も当面は高止まりが続く見通しのようです。

 

アメリカに限らず日本や欧州でも牛肉離れは進んでおり、EUではインフレで消費者がより安価な食肉に切り替えているそうです。

 

食べ比べるとわかるように、牛肉は他のお肉にはない美味しさがあり、「腐っても鯛」ではありませんが、「腐っても牛肉」みたいなところもあります。

 

コロナ禍を機に、ぐんぐんと値段が上がってしまいました。

 

仕入れていても牛肉は、

 

「また値上げか・・・」

 

という印象があります。

 

輸入牛肉の値段は、10年前の国産牛並みの値段になっています。

 

でもやっぱり牛肉は他に替えられないんですよねえ・・・

 

代替肉に期待するしかないですかねえ・・・(汗)

 

 

 

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