高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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「信長」と「赤」

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

先日お客様からおみやげをいただきました。

 

その名も「信長の赤」。

 

岐阜県にある「菓匠 長良園」さんのお菓子です。

 

信長の正室の名を持つ岐阜県産いちご「濃姫」を使用したお菓子です。

 

イチゴの甘味と酸味がしっかりと味わえる、クッキーのようなお菓子です。

 

それでは「織田信長」と「赤」の関係はというと、戦のときに着用していたのが「赤い陣羽織」だったからそうです。

 

「派手好き」であり「うつけ者」と呼ばれていたことでも知られている織田信長です。

 

確かに派手な「赤」(当時は朱色だったかもしれません)を好むのもわかりますね。

 

また、食べ物においても「信長」と「赤」というのは関係があるんです。

 

例えば「赤いかまぼこ」です。

 

愛知県には「名古屋かまぼこ」と呼ばれるようになった朱色のかまぼこがあります。

 

いわゆる一般的な「かまぼこ」は、外側がピンク色のものが多いんですが、この地方の「かまぼこ」には赤色の濃い朱色をした「かまぼこ」があります。

 

これが作られるようになったのには色々な説があるそうですが、その中の1つに、

 

「戦国時代に尾張・美濃をおさめていた信長は、赤いものを好んで身につけていたそうです。そのため、信長を崇拝していた地域で朱色のかまぼこが作られたのではないか。」

 

というものがあります。

 

朱色のかまぼこがある地域は、尾張(愛知)、美濃(岐阜)、伊勢(三重・信長の息子が藩主をしていた)と、信長に関係のある地域に限られています。

 

また、安土城があった滋賀県には「赤こんにゃく」というものがあります。

 

派手好きな信長がこんにゃくを赤く染めさせたという説がありますが、正確な由来や起源はわかっていないそうです。

 

ちなみにこの「赤こんにゃく」は、製造過程で「三二酸化鉄」という鉄分を混ぜ込むそうです。

 

このように「赤」というのは織田信長のイメージにピッタリ合う色なんです。

 

とは言うものの、本当は何色を好んでいたんでしょうか?・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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