みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
現在「ヤマボウシ」が見頃となっています。
お店の前に大きく育ったヤマボウシの花が白く目立っています。
緑の葉とのコントラストが、晴れた日にはとてもキレイに見えます。
こちらは剪定などをしていないので、思いのままに伸びています。(笑)
ハナミズキは葉が付く前に花が咲くので、白やピンクの花が目立ちますが、ヤマボウシは葉が付いた後に花が咲くので、その白さが余計に目立ちます。
花は「ハナミズキ」のものとよく似ています。
どちらも「ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属」に分類されています。
同じときに植えた花木ですが、ハナミズキはこぢんまりと育ち、ヤマボウシは元気に!?育っています。
実はこの白い花のように見えるのは本来の「花弁」ではなく、ハナミズキ同様、総苞片(そうほうへん・花のつけ根の葉)です。
それでは本当の花はどこか?
中心にある黄緑色をした球形の部分が本当の花になります。
よ〜く見ると、めちゃくちゃ小さな花が集まっています。
花弁は4枚あり、雄しべは4本です。
その小さな花がたくさん集まって球状になり、花のように見える総苞片に守られるように咲いています。
冬には茶色になった葉が物悲しく?付いていますが、春になると一気に緑の葉に入れ替わります。
自由に伸びているので、剪定しようかどうか迷っています・・・
左にあるのがハナミズキです。
真ん中の黄緑色の球状のものが本当のヤマボウシの花です。(まだつぼみですね。)