みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
みなさん、「納豆」はお好きですか?
僕は大好きです!!
でも、最初は嫌いでした。
というか家では食べたことがありませんでした。
修学旅行か何かで食べたのが初めてだったと思います。
一人暮らしをするようになってから食べるようになり、大好きになりました。
「関東は食べるけど、関西は食べない」
ということも言われますが、その傾向にあるのは確かです。
しかし、家庭毎に食べるか食べないかが分かれるようですね。
そんな納豆の「豆」知識をいくつかご紹介します。
・納豆はいつ食べるのがいいのか?
納豆というと「朝食」のイメージがありますが、いつでもいいので、食べたいときに食べてください。(笑)
消化しやすいタンパク源なので、朝起きたばかりの胃腸にも優しいんです。
また調理の手間いらずということも、忙しい朝にピッタリですね。
・加熱すると栄養価は落ちるの?
安心してください。変わりませんよ!
タンパク質は加熱しても、ほとんど損なわれることはないので大丈夫です。
また、食物繊維としての効果も変わりません。
・納豆をたくさん食べれば、その効果は大きくなるの?
体にいいからといって、たくさん食べればいいということではないです。
むしろ食べ過ぎは良くないんです。
納豆はプリン体が多く含まれているので、尿酸値が高めの人は注意が必要なんです。
一日1パックが適量のようです。
納豆菌は食物繊維と同じ働きをするので、取り過ぎると下痢や便秘などの不調を招くこともあるそうです。
・「ナットウキナーゼ」が血液をサラサラにするの?
そういったことも言われますが、実際は違うようです。
血管に直接注入するなら別ですが、1日に1〜2パック食べるだけでは、その効果はほとんど得られないそうです。
・日本酒造りに「納豆」は御法度?
納豆菌とも呼ばれる枯草菌(こそうきん)は、さまざまな菌の中で最強と言われています。
栄養が足りなくなると休眠状態になって、「芽胞(がほう)」というカプセルをつくり、劣悪な環境でも生き延びることができます。
一方で、栄養源(タンパク質)があるとわかれば芽胞が開き、活動を再開します。
酒蔵の麹室は納豆菌にとって栄養や温度が最適な環境です。
もし、麹室に納豆菌が入れば、その旺盛な活動に麹菌が負けてしまいます。
なので、杜氏のみなさんは納豆を食べることができないんです。
・納豆の容器に発泡スチロールが使われているのはなぜ?
軽くて、安くて、保温性も高いからです。
現時点で、発泡スチロールほど優れた容器はありません。
紙カップも良いそうですが、減りつつあるそうです。
どうでしょうか?
知っていることもあったかと思いますが、少しはためになりましたでしょうか・・・
写真はグリンピースですが、なんと!グリンピースでも納豆が作れるらしいんです!
一度チャレンジしてみようかなあ・・・