みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「もうトンボが飛んでいました。」
秋ですねえぇ〜・・・そんなわけないですね・・・
「もうトンボが・・・」といいましたが、トンボの最盛期の時期は6月〜9月中旬なんです。
実は5月くらいから飛び始めています。
6月になると、個体数はグンと増えます。
7・8月はトンボの種類がさらに増えます。
そして、9・10月はトンボの数は減りますが、赤とんぼの仲間が登場します。
「トンボ」=「秋」
そんなイメージがありますが、実は夏前から飛び始めています。
なので、夏にセミもトンボも飛んでいることがあるんです。
ただ、トンボは鳴かないので目立たないかもしれませんね・・・
そんなトンボは「肉食」です!
成虫は蚊やハエなどの小さな生き物、時には蜂や蝶なども捕まえて食べます。
同じ大きさの昆虫であれば30分で食べ尽くしてしまうそうです。
なので、逆に野菜は食べないようです。
「田んぼで生まれて、田んぼで飛ぶ」
ことから「飛ぶ田んぼ」、それが変化して「トンボ」になったといわれています。
それくらい田んぼと密接な生き物です。
特に赤とんぼの「アキアカネ」は田んぼに卵を産みつけ、それがヤゴとなり水中で成長し、稲が大きく育った夏の初めに、稲の茎のつかまり羽化してトンボになります。
夏の暑い間は暑さを避けて、山の上で過ごし、涼しくなった秋頃に戻ってきて、田んぼに産卵します。
前にも話題にしたカエル同様、田んぼと密接に関係している生き物は多いようですね。
田んぼが少なくなっているということは、そこで育つ生き物も減っていることになりますね・・・
その点でお店の周りには、色々な生き物がいる環境です・・・
良いのか悪いのか・・・(汗)