みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
ほとんどの学校で、卒業式が終わりました。
合格発表もほぼ終わり、新たな道へと旅立つ学生の方も多いと思います。
みなさんの周りにもいらっしゃいますか?
先日お店でも卒業・入学のお祝いを兼ねて、ご家族でお食事をされた方がいらっしゃいました。
そんなお祝いなどに使われる、縁起の良いとされる食材をいくつか紹介します。
・鯛
「めで”たい”」の語呂合わせからもおわかりのように、定番中の定番ですね。
「『魚』を代表するような美しい形」や「傷みにくい魚」であること、また40年ほど生きるものもいるとい
う長寿さも、縁起が良いとされる大きな理由のようですね。
体の色が「紅白」というのも日本人に愛されている理由ですね。
・小豆
小豆の赤色は「魔除けの色」、そして「邪気をはらい、厄よけの力を持つ」と言われ、お祝いや季節の行事などに食べられてきました。
お盆におはぎを供えたり、厄よけとしてぜんざいを食べるのも,そういった理由からです。
小豆を食べることで、日常とは異なる日であることを表す意味もあります。
・海老
「海老」という漢字でわかるように、「海の老人」を意味します。
長寿の象徴的食べ物で、長生きできるよう、1年間健康であることを願っておせち料理としても食べられてきました。
鎧をつけた武人の姿にも似ていることから、男の子の成長を祝う端午の節句のお祝い食にも用いられてきました。
他にも蛤や昆布など、色々と縁起の良いとされる食べ物が日本にはたくさんありますね。
中でも「よろこぶ・・昆布」「勝男・・カツオ」「多幸・・たこ」など「言葉の響き」で縁起が良いとされるものも多いのは面白いですね。
昔から日本人は「ダジャレ好き」なんですね。
お店ではお祝いなどに、デザートプレートにメッセージをお書きしますので、お気軽にお声かけください。
また御予約の際にお伝えください。