みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
しばらく前に、仕事と子育てをする女性が作った「おやさいクレヨン」が話題になりました。
その後、大学生が作った「おやさい絵具」も話題となりました。
「おやさいクレヨン」は米ぬかから採れた米油とライスワックスをベースに、規格外の野菜や加工時にカットされた部分などを原材料に着色したものです。
「おやさい絵具」、規格外の野菜を乾燥させてパウダー状にしたものに、アラビアゴムという植物由来の樹液を混ぜて作ります。
両方に共通して言えることは、廃棄してしまう野菜を使っていることや、子どもが誤って口にしても大丈夫ということでしょう。
「おやさいクレヨン」の誕生にきっかけは、グラフィックデザイナーとして自宅を拠点に、仕事と子育てをする冬のある日、夕食の支度をする中で野菜が持つ色の鮮やかさを再認識し、「野菜の色で絵を描いたら美味しそう」と思ったところから始まりました。
「おやさい絵具」は、実家が農業を営んでいる大学生が、コロナ禍をきっかけに地域の魅力や問題に目を向けるようになったときに、市場で売ることができず自宅で捨てられる野菜たちを見て、その色味に魅力を感じたところから始まりました。
もともと子ども好きだったことから、「この色味を使って子供たちと遊べたら楽しそうだ」という発想が生まれたそうです。
テレビ番組でも、捨てられるような食材を使って料理を作るコーナーがあります。
たぶん、農家さんでも、見栄えが悪く売れないものなどがあると思います。
そんなものも売ればいいと思います。
僕だったら買いますね。
味は変わらないですし、例えばポタージュにしたり、小さくカットするものなら問題はありませんからね。
色々と問題はあるかもしれませんが、食材が高くなる一方の中、消費者は喜ぶと思うんですが・・・
中日新聞に載っていた、小学校の恩師の絵です。