高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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里芋大好き!

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

みなさんは「里芋」好きですか?

 

僕は大好きです。

 

物心ついた時から、秋には食卓によく出ていました。

 

ほとんどが「里芋の煮っころがし」というんでしょうか。

 

醤油で甘辛く煮てあるだけのものです。

 

でもそれが大好きでした。

 

家族みんな大好きで、すぐに無くなっていました。

 

高校の時のお弁当にもよく入っていましたが、今のように密閉できる弁当箱ではなかったため、よくその煮汁がしみ出していた思い出があります。

 

里芋は下処理が面倒だということなどで、若い方はあまり扱わないということを聞きました。

 

何年か前にも、友人に家の畑で作った里芋を送ったら、

 

「どうやって食べるかわからない・・・」

 

という連絡が来ました。

 

僕自身も「里芋」扱いにはなれていません。

 

せいぜい「石川小芋」という里芋を茹でて、皮をむき、付け合わせに使うくらいでした。

 

よく和食で前菜などに、ごま塩がかかっていたりする小さい里芋です。

 

僕のよく行く産直にもこの時期たくさんの里芋が並ぶので、ここ数年は付け合わせに使っています。

 

軽くダシで温めたり、グラタンにしたり、バターソテーにしたりしています。

 

その中でも気に入っているのが「赤芽芋(赤目芋)」です。

 

「セレベス」とも言うそうです。

 

インドネシアのセレベス島から伝わったとされる里芋なんだそうです。

 

それほどねっとりしていないので扱いやすく、味が濃く、何しろ美味しいです。

 

茹でて皮を剥いて使っています。

 

皮を剥くのが面倒で、ヌルヌルするので扱いづらいので、敬遠されがちですが、皮のまま茹でてしまえばそれほど面倒ではありませんので、みなさんもチャレンジしてくださいね。

 

 

僕自身は先に書いた「里芋の煮っころがし」には「ねっとり」して「ネバネバ」のヌメリが多いものが好きですね。

 

そんな里芋で、僕のおふくろが「コロッケ」をたまに作ります。

 

面倒くさいことをよくやるなあ・・・と思います。

 

それだけにこの「里芋のコロッケ」は絶品でした!

 

驚きです。

 

僕は里芋を使ってコロッケを作ることは思いつきませんでした。

 

料理が決して上手とは言えないおふくろですが、数年前から作るようになったこの「里芋のコロッケ」はここ最近では驚きの美味しさでした!

 

ヒット作です。!

 

 

僕の子供も大好きです。

 

今年もやってくれないかな・・・

 

と小学生みたいなこと言ってます。

 

自分で作れば・・・・・まあそうですね!

 

最後に「里芋」の豆知識です。

 

山で採れる芋を「やまいも」というのに対し、人里で採れることから「さといも」と呼ばれるようになったんですよ。

 

デンプンが主成分ですが、サツマイモなどにくらべてエネルギーは少ないです。

 

また、糖分をエネルギーに変えるビタミンB1、肥満防止の効果がある食物繊維も含まれているので、太ることを気にせず食べられますよ。

 

独特のヌルヌル成分が老化やボケ防止、胃腸や肝臓も守ります。

 

他にカリウムが多いので、ナトリウムを排泄し高血圧予防を発揮します。

 

そうそう、里芋と言えば、この時期には東北地方のあちこちの河原などで「いも煮会」をしています。

 

この「いも煮」の「いも」は「里芋」のことです。

 

知ってましたか?

 

山形市内の河川敷で開かれる、大きな鍋を使った「日本一の芋煮会」が有名ですね。

 

みなさんは「いも煮」を食べたことありますか?

 

美味しいですよ!

 

東北出身(特に山形)の方がいましたら、シェフ「H」に話しかけてくださいね。

 

きっと盛り上がると思いますよ!

 

ちなみに僕は、「牛肉の醤油ベース、こんにゃくは手でちぎる派」です!

 

 

 

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