みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
今の時期に美味しい食材があります。
「わけぎ」です。
聞いたことはあると思います。
ちょっと言い間違えるとちょっと・・・な名前ですけど・・・(笑)
この「わけぎ」は柔らかくて、臭みもなく美味しいですよ。
うちでは昔から、酢みそで食べる「ぬた」が定番です。
今でも大好きです。
子供の頃から祖母が作ってくれたものをよく食べていたので、味覚が年寄りクサいといわれますが・・・
お店裏の畑で育てているので、新鮮なものを食べることができます。
「青ねぎ」とよく似ているので、同じようなものと思われるかもしれませんが、もっと柔らかく、ねぎ臭さや辛みもなくとても美味しいですよ。
それではどんなところが「ねぎ」と違うのか?
「わけぎ」は、ねぎと玉ねぎの雑種です。
見た目は「ねぎ」のようですが、「玉ねぎ」に近いかもしれません。
というのは、玉ねぎと同じ球根んで育ちます。
名前からすると日本やアジア原産のような気もしますが、実はギリシア原産なんです。
一方、「ねぎ」はねぎ属の植物で、原産は中国南部や中央アジアなんです。
それでは「わけぎ」と「ねぎ」の見分け方は?
ポイントは「球根」です。
「わけぎ」の下の部分は少し膨らんでおり、「ねぎ」は膨らみはありません。
実際に見るとよくわかりますよ。
今が時期なので、見かけたら買って食べてみてくださいね。
食感や風味は違いますが、「ねぎ」や「あさつき」などと使い方は同じですよ。
また「水仙」があちこちで花を咲かせ始めました。
お店の横にも何本も咲き始めています。
咲き終わると、葉を切ってしまいます。
跡形もなくなくなってしまいますが、季節になるといつの間にかニョキニョキ生えてきて、いつの間にか花を咲かせます。
毎年ニラと間違えて食べて体調を崩したというニュースが報道されますが、
「その辺に生えているもん食べるかあ?」
と思ってしまうのは僕だけでしょうか?
でも水仙の花は可愛らしいですよ。