みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
春キャベツ(新キャベツ)、新玉ねぎに続いて、今回は「新じゃが」です。
「新じゃが」の収穫時期は3月から7月頃と長いです。
日本列島を南からゆっくり北上していきます。
桜前線よりはゆっくりと北上していきますが、桜前線になぞらえて「ジャガイモ前線」なんて呼ばれることもあるようです。
先日「新じゃが」を買いました。
「鹿児島産」です。
ようやく出始めてきたところですね。
皮が薄いので、皮ごと食べることもできます。
僕はやはり何もせず、茹でたてに塩オンリーかマヨネーズかバターのシンプルなのがいいかなあ。
愛知県産の「新じゃが」はまだまだのようです。
お店裏の畑にも、少し前に植えたばかりです。
ようやく1つ芽が出てきた状態なので、収穫はしばらくあとですね。
なので、現在ジャガイモは高値ですね。
高級食材!
「新じゃが」が収穫できるようになると、安くなってくるので、お店でも思う存分使うことが出来ます。
普通ジャガイモと言うと「秋の味覚」というイメージですね。
「新じゃが」は春先から初夏にかけて収穫されます。
北海道ではもう少し時期がずれて、7月頃に収穫されるものが多いようです。
地元産の「新じゃが」はもうちょっと待ってくださいね。
ここで豆知識を少しだけ紹介します。
「じゃがいも」にはビタミン・ミネラルはもちろん食物繊維もたくさん含まれています。
そしてなんと、みかんと同程度のビタミンCが含まれているんです!
そのビタミンCはデンプンによって保護されているため、煮ても焼いてもあまり減らないという特性を持っているんですよ。
保存方法は常温が一般的と言われていますが、実は冷蔵庫がオススメなんです。
冷蔵庫じゃなくてもいいんですが、一定の低温で保管するのがいいんです。
意外と水分の多いじゃがいもなので、発芽防止になり、鮮度が保たれますよ。
「新じゃが」の瑞々しい感じも美味しいんですが、熟成した甘みの増した「じゃがいも」もいいなあ・・・