みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
「豆」類がたくさん採れるようになりました。
絹さや・スナップエンドウ・グリンピース・そら豆・・・
豆好きの僕にとっては良い季節ですね!(笑)
先日となりの畑の方に「そら豆」をいただいたことを書きました。
今回は、僕の叔母さんから「グリンピース」「そら豆」「絹さや」をいただきました。
どれも立派なもので、とても美味しそうです。
その中で今回は「グリンピース」についてのエピソードなどを書いていこうと思います。
「グリンピース」って子供の嫌いな食べ物として、「ピーマン」と共に2大横綱ですよね。
確かに僕も嫌いではありませんでしたが、「豆ご飯」にしたときの匂いが嫌でした。
豆臭くて、
「あんまり美味しくないなあ・・・」
と思いながらも食べていました。
給食にも入っていたりしましたが、
「入れなくてもいいのに・・・」
くらいに思っていました。
大人になって、しばらく「豆ご飯」を食べていませんでした。
実家に帰省した時に久しぶりに食べた「豆ご飯」。
「え!めっちゃ美味しいじゃん!」
子供の頃に「臭い」と思っていた豆臭さが、むしろ美味しく感じました。
「あれ、豆ご飯ってこんなに美味しかったっけ?」
そのときは、思わず茶碗3〜4杯は食べたと思います。
そんな「グリンピース」を僕は「かわいそうな豆」だと思うんです。
それはなぜかと言うと、「グリンピース」って「ミックスベジタブル」とか、「冷凍物」というイメージが強いんです。
一年中食べられます。
そして安い!
しかし、今の時期に採れるフレッシュの「グリンピース」って、収穫時期も短く、とても貴重で高価な「豆」なんです。
でも、例えばフレッシュの「グリンピース」を使っても、
「ああ、グリンピースね」
くらいの反応しかないんです・・・
悲しい・・・
その価値がなかなか伝わらないんですよ・・・
あと、食べにくい・・・
箸でもフォークでも食べにくい・・・
そんなこともあってか、よく残される・・・
「グリンピース」だけがお皿の上に残ってる・・・
でもみなさん、おいしい「グリンピース」を食べてくださいね。
ちなみにフランスでは、じゃがいもと共によく食べられる野菜の1つで、フランス人は大好きです。
ベーコンと共にクタクタに煮て食べてます。
「putits pois」プティ ポワと言います。
「putit」は小さい 「pois」は小さい豆 という意味です。
「pois verts」ポワ ヴェール (小さい緑の豆) とも言います。
話し変わりまして、前回のブログにも書いた生け花です。
こんな感じになっています。
迫力がありますね!