高浜市でランチが自慢のカフェ:salutサリュー

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「すもも」も「桃」も「プラム」も「プルーン」も桃のうち?

みなさんこんにちは。シェフ「H」です。

 

前回「桃」や「プラム」のことを話題にしました。

 

ところでみなさん、

 

「プラム」と「すもも」って何が違うの?

 

「プルーン」や「ソルダム」って「プラム」の仲間?

 

「桃」も「すもも」も桃なの?

 

なんて思ったことありませんか?

 

似たようなものがたくさんありますよね。

 

お答えしましょう!

 

実は・・・みんな同じ仲間なんです!!

 

同じバラ科の果実なんですよ。

 

ただし、細かく分けると、「すもも」と「桃」は違うんです。

 

「桃」は表面にうぶ毛が生えていますが、「すもも」は生えていません。

 

表面はツルッとしています。

 

「すもも」というのは『酸っぱい桃』ということから、『酸い桃』→『すもも』と変化したと言われています。

 

なので、

 

「すももも桃も桃のうち」

 

というのは厳密には違ってきます。

 

そして本題ですが、みんな仲間というのはわかりましたが、「すもも」「プラム」「プルーン」「ソルダム」ってどう違うの?

 

「すもも」は原産地によって2種類に大別されます。

 

中国原産のすももが「日本すもも」

 

コーカサス原産のすももが「西洋すもも」

 

となります。

 

「プラム」というのは「すもも」の英名が『Japanese plum』なので、『plum』プラムとも呼ばれています。

 

また、仏名は『prune』(プリュンヌと発音)プルーンなので、「プルーン」とも呼ばれています。

 

つまり「プラム」は英語、「プルーン」はフランス語ということで、意味は一緒です。

 

しかしみなさん、なんか「プルーン」と聞くと、「ミキプルーン」や干した「ドライフルーツ」など、「プラム」とは別物の、ブルーベリーみたいな濃い色をしたものを想像しますよね。

 

それは日本では、丸い「日本すもも」を「プラム」、ちょっと細長い紫色の「西洋すもも」を「プルーン」とよんで区別しているからなんです。

 

別物みたいですが、同じ種類なんですよ。

 

つまり、日本では「すもも」とよんでいるのは「日本すもも」のことで、これを「プラム」ともよんでいます。

 

そして、「プルーン」とよんでいるのは、紫色の細長い「西洋すもも」ということになります。

 

どちらも「すもも」なんですが、片方は英語の「プラム」、片方をフランス語で「プルーン」とよんで区別しているんです。

 

最後によく見かける「ソルダム」ですが、これは「日本すもも」の種類になります。

 

アメリカで交配されて、日本に伝わったものです。

 

日本では「大石早生(おおいしわせ)」という日本で最も多く生産されている品種の次に多く生産されています。

 

「日本すもも」(プラム)は生で出回ることがほとんどですが、「西洋すもも」(プルーン)はドライフルーツなど加工されて出回ることが多いですね。

 

(「すもも」は学術的な意味合いの時はカタカナで「スモモ」と表記されるようですが、そのあたりはこ勘弁ください)

 

 

 

今日(6月21日 月曜日)は『夏至』でしたね。

 

太陽が出ている時間が一番長い日。

 

午後7時頃の写真です。

 

明るいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

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