みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
なんだか、また飲食のことが悪者にされてる・・・
パラリンピック開会式前日の23日、パラリンピック会長や菅首相ら40人が参加した非公開の歓迎会が開催されました。
歓迎会は飲食を伴っていないということです。
「おいおい、またこれかあ・・・」
僕はこのフレーズにどうも違和感を感じています。
「飲食」を伴わない・・・
「食事無し、お酒無し」ならいいでしょ・・・みたいな印象を受けます。
「そうじゃないでしょう!」そこが問題ではないんだけどなあ・・・
案の定、報道陣からは、
「新型コロナウイルス感染拡大状況下での集会は飲食を伴わなくても不適切ではないか」
と言う問いかけが出ました。
するとどうでしょう、質問された組織委員会スポークスパーソンなる人が、
「質問の意図が全く理解できない」
という答えが返ってきました。
「いやいや、質問の意図が理解できないということが理解できない・・・」
僕はそう思いました。
「『飲食』を伴わなければいい」、という考えというよりも、そもそもの考えがズレているような・・・
バッハ会長も来日しています。
そのニュースを聞いて、
「え!何で来るの!」
思わずそう言ってしまいました。
それがこういった社会の「慣習」なのかもしれません。
「礼儀」「おもてなし」なのかもしれません。
しかし現在の状況を考えたら、それはちょっと違うんじゃないのかなあと思います。
そして、そもそも「『飲食』を伴わなければいいでしょう」という考えもおかしいです。
「食事すること」「お酒を飲むこと」が悪いわけではありません。
人が大勢集まることや、お酒を飲んで大声を出してしまうことがよくない。
感染の確率が増えるということです。
感染の可能性が一番高いのは「家庭内感染」というデータが出ています。
そんなこと言ったら、家族で一緒に住んではいけないことになってしまいます。
食事はしてもいいけど、きちんと感染対策をすることで感染確率はグンと減ると思います。
今回も「飲食」ではなく、問題は大勢集まることです。
しかも日本を代表とするような人ばかりです。
「不要不急の外出は避けましょう」「なるべくリモートで」「大人数での集まりは避けましょう」・・・などなど、国民に対しては注意喚起している人達です。
尾身会長が言っていることも全く聞き入れずみたいな印象を受けます。
それでもまだこうして意見を言ってくれる人がいるだけいいのですが・・・