みなさんこんにちは。シェフ「H」です。
年末に、牛乳などの原料となる生乳がかつてない規模であまり、大量に廃棄されることが懸念されることから、農林水産省が消費を促すキャンペーンを強化していました。
普段あまり気にすることもありませんが、ここに出てきた「生乳(せいにゅう)」という言葉は聞いたことがあると思います。
それでは「牛乳」との違いは?
「えっ?牛乳と生乳って違うの?」
なんて思われて方もいると思います。
簡単に言うと、生乳とは「搾取したままの牛の乳」のことです。
この生乳は搾ったままでは細菌が含まれているため、食品衛生法によりそのまま販売することはできないんです。
なので、牛乳を含め乳製品はほぼ「生乳を加工したもの」になります。
牛乳は、生乳を加熱、殺菌処理などをしたものになります。
生クリーム、バター、粉ミルク、脱脂粉乳、チーズ・・・
すべて生乳を加工した物ということです。
みなさん搾りたての「生乳」を飲んだことありますか?
僕は仲間と北海道に行った時に飲みました。
確か1000円で飲み放題だったと思います。
もう30年くらい前になりますが・・・
何杯飲んだか忘れましたが、200mlくらいのコップに4〜5杯飲んだと思います。
その後はどうなったか想像がつくと思いますので省略します。
全員そうなりました・・・
それだけ細菌がいるということでしょう。
でもおいしかったなあ・・・
コクがあって、後味スッキリです。
生乳は鮮度が命です。
美味しさや鮮度を保つために、衛生管理や温度管理などが厳しく行われています。
僕は牛乳が大好きなので、毎日飲んでいます。
小さい頃にもっと飲んでたら、大きくなれたかな・・・(笑)
そんな牛乳を使って、久しぶりに「ミルクジャム」を作りました。
牛乳と砂糖、少し生クリームを入れて、だだに詰めていくだけ。
とはいえ時間が掛かります。
焦げないように、鍋底に当たらないように、つきっきりです。
4分の3くらいに煮詰まったところです。ちょっとクリーム色になっています。
半分以下に煮詰まったところです。完全に色が違います。
ミルキーみたいな味です。
どうぞご賞味ください。